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好きなものの中で暮らしたいから、選ぶ理由を考える

好きなものがまわりにある生活、というものには憧れがあります。

普段お金を出して買うものは、2つに分けられると考えています。

1つは、暮らしていくために必要なもの
2つ目は、なくても困らないけれどあると暮らしが潤うもの。

1つ目は最低限生きていくために必要な道具とか、食材。
2つ目は、趣味のものや娯楽品。

私が考える好きなものの中という場所は、1つ目の暮らしに必要なもの、ここに自分の好きを見つけていくことでできる空間です。

趣味や娯楽にお金と時間を使っているときにはもちろん幸福度が高まって嬉しい気持ちでいっぱいになります。

その幸福感を毎日使うものにも感じられたら、同じルーティンを繰り返す一つ一つの動作だって少なくとも今よりは楽しくなるんじゃないかな、と思いました。

そんな事を改めて考えて、1つずつ購入しだしたのが7、8年ほど前になります。

これはいるのかいらないのか、だと判断に迷ってしまうものも、好きかどうかで考えると意外とすぐに答えがでたり。

要らなくなったものを並べてみると、随分プラスチックが多いなぁと自分の好き傾向を探ってみたり。

消耗品からずっと使える道具まで1つずつ。
自分の好きと照らし合わせてから購入するようになりました。

最近では、購入するまでに頭の中で3つのフィルターにかけています。

1 好きなデザインか(形、色)

2 使いやすいか
(我が家の生活スタイルに合うか)

3 値段

私の場合、形が好きだなぁから入ることが多い。
なので、2番の実用性と我が家に合うかどうかというフィルターで購入を諦めるということは多々あります。

判断がつかないときもあって、それは縁がなかったと思うことにして、最終的な値段まで妥協せずに考えます。

以前、南部鉄器の卵焼き器を購入するときは、お店のサイトからいろんな使い方を探り、インスタグラムで実際に使っている人に質問して使い心地を教えてもらいました。

お店にも行って、実物を見ながらお店の人からいくつかレシピを教わり、購入を決意。

歯ブラシ一本とってもお店でよーく考えてから購入します。
歯ブラシコーナーの前で20分は考えてしまいますが、苦ではない(笑) 
消耗品の場合は、1度自分の中で好きが決まるとあとは繰り返し同じものを買い直していけばいい。

100均でも同じです。

そうしてみて、最近は買ったはいいけれど使ってみて後悔することはなくなったなぁと思います。

また、数年前の家の中と今を比べると、置いてあるものの数はぐんと減ってすっきりしました。

暮らしに心地よいものが1つまた1つと増えるうちに、いいなぁと感じられないものは自然と手放せるようになったからかもしれません。

友人に譲る、
壊れているものは処分する、
リサイクルショップに出すなど、
方法はたくさんありました。

今は、家の中のものの8割ほどが気に入ったもの、といった様子。
どうしてこれを買ったの?と聞かれたら、理由をそれぞれ挙げられるものが暮らしの一番近くにあります。

同じ1日であっても、好きな道具を使う1日。
得意ではない家事も、道具が背中を押してくれる。
疲れているけれど、あれを触っているとリラックスできる。

そんな道具やものとの出会いをこれからも楽しみに暮らしていきたいと思っています。

みなさんの暮らしの近くにある
お気に入りなものはなんですか?

最後までお付き合いくださりありがとうございました。







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