今年は、「やりたい」にまっすぐ心を向けて
今年目指している自分の理想は「やりたい」と感じたことに素直に手を伸ばしてみること。
性格がわりと慎重派というかネガティブというか、何かいいなと思うことがあるとそれを始めることによって起こるマイナスな予感をわざわざ探してしまう癖があります。
その結果、いいことしかない、なんてことは本当に稀。自分でわざわざ不安をつくり出しているのだから当然のことです。
そうやってあれこれ考えているうちに「やりたい」気持ちの方がいつの間にか姿を消してしまったり、始めるにしても自分の中の「旬」な時期は通り越してしまっていることが多いんです。
でも結局のところ、何にしたってやってみなくては分からないことばかりなんですよね。
もちろんうまくいくことばかりではないけれど、うまくいかなくたってそこから得られる学びがあるはずで、いずれの場合も自分の「豊かさ」につなげていける人でありたいと思うのです。
そんな気持ちでスタートを切った今年は、いくつか行動に移せていることがあります。(もちろんできずに消えていくものもありましたよ。)
あれ?たった2つ?
そうなんです。
この、2つです。
いつも通りあれこれ色々考えてしまった部分は確かにありましたが、それでも「えいっ!」と思い切った気持ちもあってこの感覚を忘れずにいたいいなあと思っています。
〇通信講座の資格を取るための最終試験を受講していること
整理収納アドバイザーの1級資格を取るための試験です。1次はマークシート、2次は面接と実践報告。
ちょうど先週末(R6.3.24)に近くのパソコンセンターでCBTというオンライン上でのマークシートテストを受けてきました。
(「受験終了」ボタンを押すと即合否がでかでかと画面に表示され、その速さに怯みました(笑))
次は、ここから3か月以内にの2次試験を目指します。モニターさんを探して、その人が自宅で困っている収納部分を一緒に見直し、結果を報告書にまとめ提出するというものです。
なにかしら実践できる段階にたどり着けたことには素直にわくわくしていて、それと同時に人のプライベートな領域に足を踏み入れる緊張感もあります。
と、また前向きと後ろ向きに考えがぐるぐるを繰り返して首が痛くなりそう。
家にあるものを使いやすく整えると、家で過ごす時間が「自分の好きな時間」になっていきます。
私自身、ものの量や持ち方を見直しながら暮らしていくうちに、家にある道具や家具はお気に入りが多くなり、そんなものたちと暮らせる「家時間」は穏やかで幸せだなあと感じています。
ご褒美にコンビニで買ってくるスイーツも特別感があっていいけれど、毎日帰る家が「好きな場所」になって、至福を感じられたらこんなに手軽なことって他にはない。
そんな居心地いい空間づくりのお手伝いができるようになれたらいいな。
〇気になっていたお店のスタッフ募集に問い合わせたこと
いつか暮らしの道具を扱うささやかなお店を持ちたいという夢があります。
道具が家事をする背中を押してくれたり暮らしを豊かにしてくれたり、道具を作る人あっての道具であることなど暮らしにおける道具の魅力を伝えられる場所にしてみたいとぼわっと心に描いています。
素敵な佇まいのその店には、生産者さんからいただく食材に合せてメニューを決める店主さんがいます。
生産者さんのお話をするときには、その人柄もよくわかっていらして普段から顔を合わせて言葉を交わし「人」を大切にしている温かさが感じられました。
それから、うちの店は「でこぼこしている」とお話しされていて。
それを聞いていたら、私はずっと凹凸なく、浮き沈みなく、揺らがない、何でも「ない」ほうがいいと思っていたんだなあと思ったんです。
それって寂しいことだったんだなあ、と。
もしかしたらでこぼこが橋になることもあって、誰かとつながるきっかけや手段になることがあるかもしれない。
お店の方たちが長くお客さんから愛されていることからも、店主さんの言う「でこぼこ」って大切にするべき自分なんだろうなと思いました。
そんな環境で働かせてもらえるのは幸せなこと。
週2回ですが、私にとって暮らしに「豊かさ」をくれる時間になると今から楽しみです。(30代ラストの新人、がんばります。)
毎年職場が変わる仕事を経験してきたので、春に新しい環境に身を置くことには耐性があるはず‥
でもこれまでと違うのは、「やらねばならないこと」ではないということ。自分で選択してして自分で歩き出した、そんな春になりますように。
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