古さと手入れと愛着
こんにちは。
年明けくらいから体の疲れやすさを感じていて、筋肉がおとろえてきているのかもしれないと思い始めました。
きっと以前から少しずつそうなってきていたのでしょうけれど、運動したら疲れがなかなか取れなかったり、ケガが多くなっていたりと変化を感じるようになって。
筋力を少しでも上げたくて筋トレやヨガをしてみることにしています。長い目で見て自分の体が年齢相応の動きくらいはできるように。
「ママ、競走しよう」と言われたときに、いつでも「よし、やるか!」といえるように。
使っている道具も同じ。
長く付き合っていくには、調子はどうかなと道具に向き合う時間があるといいわけで。
しょっちゅうはできないけれど、使っていて気持ちよさが薄れてきた?と思い始めたのでお手入れをしました。
カサカサキッチンツール
油を用意して布にしみこませ、拭いていきます。
かっさかさな木肌が潤ったように見えます。
人間の肌なら、ごめんなさいなレベルの乾燥。
塗り終わったら余分な油は取り除き、乾かします。
陶器の茶渋
毎日お茶を沸かしているだけあって、もはやもともとこの色だったかのように私の目には馴染んでしまっていました。
キッチンの写真を撮っていたときにレンズ越しにとても驚いたんです。
なんて汚れているの、このまま使っていてなんともないのかしら…と。
いつ以来?のお手入れになってしまいました。
重曹をお湯に溶かしてミルクパンを漬けていきます。
しばらく放置すると、鍋肌に残っていた茶渋までスポンジでこするときれいに落ちました。
ステンレス鍋のコゲ
最後は、ambaiの片手鍋です。
鍋は焦げるものと思ってしまっていましたが、ただ手入れを怠っていただけ。
同じく重曹を使いましたが、頑固そうだったので大鍋に重曹入りのお湯を沸かしてその中に鍋を入れ、20分ほどグツグツ煮ることに。
途中で鍋の向きを変えながら、20分を2回繰り返してみるとなんとも爽快、ピカピカお鍋に変身していました。
付き合いが長くなればなるほど、道具に年季が入っていくのは仕方がない。
でも、古い=汚い、ではないなあと思うのです。
汚れが取れつやが戻った道具を使っていると何とも気持ちがいい。
長い付き合いに愛着を感じて、これからもキッチンの第一線で同じ時間を過ごしていきたいと思います。
今度はもっと早くお手入れするね、と心の中で話しかけてみました。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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