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『FANTASIAN NEO DIMENSION』が楽しみ

はじめに


 東京ゲームショウ、始まりましたね。

 

 今回、ラインナップがかなり豪華だし僕もかなり興味はあったんだけど、わざわざチケットを取って遠くまで出かける勇気もなかったのでお家にステイします。ネットメディアのレポート記事でも読んで寂しさを紛らわそうかな。

 当然ながら我らがスクウェア・エニックスさんも出展されてるみたいですね。まあここ最近のニンテンドーダイレクトとか、スクエニの密度が半端なかったのである程度予想はついてたけど。にしてもこの安心感は半端じゃないな。


 だってスクウェア・エニックスさんが出展してる作品、ロマサガとドラクエのリメイクに聖剣伝説の新作、FF16PC版にXBOX版FFピクセルリマスター(!?)ですよ。いくらなんでも本気出し過ぎじゃないですかね…?

 まあでも、僕が一番注目している任天堂ハードの展示は控えめですね。ロマサガドラクエだけでもインパクトはあるけどリメイクのみってのは…

スクウェア・エニックスTGS特設ページ。




あれ!?!!!??!!?



 

 え!?…僕、ニンテンドーダイレクトで発表されたとき完全に見落としてたのですけれど、今回の『FANTASIAN NEO DIMENSION(以下、『ファンタジアン』)』は発売元がスクウェア・エニックスさんなんですね!?

 じゃあ、てことは今作で坂口博信さんが退社以来久しぶりにスクエニさんとお仕事をしたってことじゃん!妄想か!? 
 もちろん『ファンタジアン』のことは知っていたし、むしろ買うっきゃないくらいの心持ちでいたのでこの新事実が判明(既に判明していたけど)したのは驚きでした。「本気」で買わせに来てる。



 やっぱりこの興奮が中々醒めないので『ファンタジアン』についてよく調べて回ったんですけど、あまりにも興味深い内容だったのでこれから皆さんに共有したいと思います。
 ちなみに僕は先に出たApple Arcade版の『ファンタジアン』についてはなんにも知らないのであしからず。ネタバレのしようがない健全な記事になっております!!よろしく!!!

(…あと、この記事に出てくるゲームをほぼ全てやったことがないのでネット情報が主になります。ごめんなさい)

ミストウォーカーという会社

 僕が発売元がスクエニなことに目もくれずまず最初に注目したのは開発元。ミストウォーカーという会社が手掛けている今作は、プロデューサーがあの坂口博信さん。ゲーマーにはおなじみのFFシリーズ生みの親ですね。僕は熱狂的なスクウェア信者・FF1~6信者なのでもちろん大歓喜。スクエニを退社なされた後設立したミストウォーカーでは、マイクロソフトの融資の元、XBOXでのソフト開発が主だったそうです。

 そんなことを調べていたらこの間、身内がXBOXのSeriesXを買ってきてまして、そのハードで最初に買ったソフトがミストウォーカーと坂口さん製作の『ロストオデッセイ』でした。SLAM DUNKやバガボンドの井上雄彦さんがキャラクターデザインを担当してたり、YouTubeで聞いたラスボス戦の曲にお経やラップに近い日本語の歌詞があって、全体的に前衛的で新鮮なゲームだなと思いましたね。

(ラスボス戦BGMのYouTubeリンク)


 そうそう、その美しい楽曲たちもミストウォーカー作品の魅力のようで…っていっぺんに語りすぎると記事が見づらくなるので次のチャプターにて話しますね。

音楽と美術

 やっぱり『ファンタジアン』にしろなんにしろ、シリーズものの新作でない限り、その第一印象っていうのは非常に重要。そういうものは得てして音楽やグラフィックから決まりがちですが、巨匠・植松伸夫さんが作曲を担当されるとのことで、この時点でも期待感は凄まじいですね。

 前述した『ロストオデッセイ』の楽曲も植松伸夫さんが手掛けたものですし、この天才が作った楽曲で外すことなんかないだろうと期待せずにはいられませんね。


 さらに今作では、Apple Arcade版ではなかったキャラクターボイスも追加されるそうです。


『ファンタジアン』HP。CV内田雄馬!?!?

 キャラクターデザインも現代アニメ調で爽やか。早くこのゲームやりてぇ〜〜〜〜〜〜〜。


 さらにはゲームに登場する建築物などは全て実際に作ったジオラマだそう。公式サイトから見てみましたが、この手の込んだグラフィックはテンション上がるだろうな〜と。Apple Arcade入ってやってもいいんだぞ?(脅し)

 ここまで音楽よしグラフィックよしと完璧なんですが、じゃあシステムどうなんだよと思いまして。これも調べてみたのですがかなりいいですね。次のチャプターでお話します。


システム(面白いに決まってる!)

 まあ、やっぱり、遊ぶために用意されたゲームという道具を遊びに直接関係のない音楽や美術のみで選ぶという人はなかなかいません。システムというのはゲームして楽しい時間を過ごすという体験に最も重要になる要素ですが、そのシステムがすごかった。

 まず、これまでのRPGの常識を一発でぶっ壊したのがディメンションシステム。このシステムを一言で表すなら「敵とのエンカウントを後回しにできる」というものになるでしょう。
 つまり、面倒な雑魚敵との戦闘を後回しにして後でまとめて倒すことで、フィールドの探索をストレスフリーで楽しめるわけです。

 本作のフィールドには至るところに宝箱のようなアイテム類が配置されているようなので、アイテム探しをエンカウントで邪魔されることがなくなるのは良い仕様。

 さらに、ディメンションシステムでは後回しにした敵全てと一斉に戦闘が行われますが、その厄介な戦闘も、「攻撃の軌道を自由に動かして、一度に多くの敵を巻き込める」といった面白いシステムによって爽快感とテンポの良さが加わり、探索にも戦闘にもそれぞれの面白さが引き立つつくりとなっているようでした。様々な仕様やシステムが余す所なく噛み合っているのが凄い。


おわりに

 そんなところで、『ファンタジアン』の内容にも自分の文章にも満足したのでこれで締めさせてもらう。まだHPを見ただけでも、純粋にこのゲームすごくやりたくなったし、そういう気持ちにさせてくれるミストウォーカーが恐ろしい。

 12月5日発売ということなので、後2ヶ月あまり、これのために頑張って生きることにします。ありがとう!

 あと、東京ゲームショウを見に行く方/見に行った方、『ファンタジアン』のブースをのぞいてましたら感想ください。人生のモチベーションにしますので。



『FANTASIAN NEO DIMENSION』公式サイト

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