Kj的Rhythm論 〜脳内パンデミック〜
さて、宣言したからには、そのタイトルにふさわしく。
「パンデミック」という言葉をごぞんじだろうか?
ある感染症(特に伝染病)が、顕著な感染や
死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の
流行を表す用語である。
(Wikipedia -パンデミック-より引用)
あるRhythmが頭の中でぐるぐると回り続け、
鳴り止まずにトランスしてゆく状態、それを僕は
「脳内パンデミック」と呼ぶ事にしている。
シンプルなフレーズの繰り返し。
一糸乱れぬ、正確なリズムの流れは、
曲に強靭な生命力を与えてくれる。
僕が年々、シンプルなリズムに回帰している理由。
それは、曲に与える生命力の強さ。
そして、シンプルなリズムが持つ、伝染力の高さのため。
例えば、マイケル・ジャクソンの「スリラー」
イントロから、マイケルのヴォーカルが入ったAメロへのリズム。
技術的な解説チックになってしまうが、
このリズムは、前の小節から「食って」いる
シンプルなリズムを繰り返す。
このリズムは、16分音符の「ウラ」という不安定な音符を
強調している。
不安定さが生み出す不安感と、そこにメインとなる
アクセントを置く事によって、次の小節への強烈な推進力を生んでいる。
その狙いが、この先のキャッチー極まりないサビメロへの布石。
イントロのフレーズだけで、僕の脳内はGrooveの
パンデミックを起こすのだ。
その上で、マイケルのヴォーカルが、非常にウラのリズムを強調した
キレの良い物なのだ。
そりゃ、売れるわw
さて、僕もいつかは、そんなアナタの脳内にパンデミックを起こす、
素敵過ぎるリズムを、生み出したいものだw
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