香料会社の研究所(場所と設立年)
こんにちは、かおりずむです!
「キレイな研究所で働きたい!」
研究者ならば誰もがそう思います。質問箱にてそんなご質問をいただきました。
私も気になって、主要な香料会社の研究所を調べてみました!
高砂香料
https://www.takasago.com/ja/index.html
1993年 神奈川県平塚市
2010年にフードデザインセンターが新設されるなど、マイナーチェンジを続けている模様です。
長谷川香料
https://www.t-hasegawa.co.jp/index.php
2009年 神奈川県川崎市
主要香料メーカーの中では一番新しいです!
小川香料
http://www.ogawa.net/
1999年 千葉県舞浜市
2017年 茨城県つくば市
舞浜は「フレーバー開発部・フレグランス研究開発部・解析研究所」、
つくばは「製品の原料となる新規素材の研究開発(生産技術?)」で分かれているようです。
曽田香料
https://www.soda.co.jp/
1974年 千葉県野田市
これ以上の情報がありません。大手の中ではなかなかの古さです・・・笑
長岡香料
http://www.npc-nagaoka.co.jp/
1991年 大阪府茨木市
2002年 大阪府大阪市
茨木市は技術開発研究所で、基礎研究はこちらでしょうか?大阪市は開発機能が集まっていそうです。
高田香料
http://www.takatakoryo.co.jp/
1987年 東京都文京区 定期的に増築?
2000年 兵庫県尼崎市
関東と関西に研究開発拠点が分かれていますが、機能の違いは分かりませんでした。
そして、塩野香料の沿革を見て、研究所の情報がよく分からなかったところで終了です!
香料会社は100年企業の老舗企業ばかりですが、平成になって研究所を移転・新設している企業が多いようです。建物のキレイさは設立年に比例していると思います。HPの記載以外にも増築や改築を行っている可能性はあるので、意外とキレイなところもあるかもしれません!
おわりに
最後に補足です。企業では効率的な研究開発のために、最新の装置や設備を定期的に導入しているはずです。研究開発にしっかりと予算を取っている企業であれば、研究所の見た目はどうであれ、設備は整っていると思われます。
さすがに、HPだけでは分からないですが、学会や論文などの研究発表から推し量ることも可能です。「最新の分析機器で測定してる・・・!?」みたいに。
私が研究所に配属されて気付いたのは、企業では建物がキレイとは限らないが、分析機器など高価な最新設備がしっかり整っている、ということでした。
見た目より中身で勝負ですね!
興味深いご質問をくれた方、ありがとうございました!