僕にとっての「書くこと」とは
皆さんは普段「文章」書いてますか?
noteはブログ媒体の中でもライトな立ち位置にあり、僕を含めて沢山の人達が自分の言葉を発信する場となっています。
ネットに発信することも「誰かに叩かれるんじゃないか…」とか色々と考えてしまいますよね、やさしくないネットもありますし。
それでも言葉として残す事で、自分のポートフォリオとして集積されていくし、その時々に自分が何をどう思っていたのかを整理しておける事はとても大切であると思います。
と言ったように、僕が最近ブログを再開したのには、自分がリアルタイムで思っていることを記録として残しておきたいという側面が強いです。
数年後、数十年後、自分のライフステージが変わっていく中で「あぁ、当時はあんなこと考えてたんだなぁ。」とか「新卒の頃はこんな事を発信したかったんだな。」とか振り返ることが出来るのって凄いエモいと思うんですよね。(小並感)
推しへの愛も、作品に対する想いも、グルメに対する感じ方も、全てがその一瞬のみの感情で、すぐしたら変わってしまうかけがえのないものだと思います。
忙しい生活の中でも心に刺さる一瞬の輝きは日々どこかに転がっています。それを経験した時の一瞬の気持ちを大切にしたいですね。
やっぱしんどいわ…
その他に、帰省中に地元で見つけたこんなド田舎で採算取れてるのかわからん大きなTSUTAYAでの「運命的な出会い」もブログを再開した大きなきっかけになっています。
それがゆぴさんの『ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす フリーランスのちょうどいい働き方』です。
この本とゆぴさんに出会った時の話をさせてもらいます。
あれは、自分が長期休暇で帰省した丁度1ヶ月半ほど前の事です。
夏期講習という名の地獄の夏の残業ラッシュ(8月は100時間超えました)を耐え切り、反動かの如くゆったりとした9月を終え、僕は10月を迎えていました。
8月と9月の給与(7月と8月の給与分)は、固定残業代に当たる残業時間を遥かに超過したこともあり、手取りで「どひゃー」というほどの金額を頂いていました。
(まぁ入社直後の通常運転の時と比べると多い!と言うだけで、世間的にはスズメの涙程ですけどね。)
さて、そんな富豪かという思いをした8月9月の直後の10月(9月分)の給料日ですよ。
正直は?って思いました。先月より10万少ないんですもん。
まぁ9月は全く残業をしていないのでみなし残業分しか貰えないので少ないのは当然です。それでも「あれだけ頑張ってるのにこれだけしか貰えないの…?」と給与明細を見て絶望したのを今でも鮮明に覚えています。
そんな経験をした2週間後ぐらいに年に3度ほどある世間とは大ズレした長期休暇を迎えました。実家に来てゆったりとした時間を過ごすことが出来ることもあり、親と話をしたりする中で「これからどうするか…」と真面目に考えていました。
本は心の旅路(某書店リスペクト)
家でゴロゴロネットの海をチャプチャプしていた時に、地元に新しくスタバ併設のめちゃくちゃデカいTSUTAYAができたことを知ります。
普段本をめちゃくちゃ読むというほどではないしKindle派なので紙媒体で買うことは殆どないのですが、本屋さんの雰囲気は好きで、特にデカい本屋を見つけると「どんな本があるんだろう」といった好奇心が生まれ足を運ぶことが殆どです。(有隣堂もまだ行ったことないので落ち着いたら行ってみたいな)
その日は久しぶりに祖父母に会う予定を入れていたので、2人と別れた後で車を走らせTSUTAYAに向かいました。
やっぱりデカい本屋は良いですね…本の匂いと静かな空間、心が落ち着きます。
仕事のことで悩む僕が最初に足早に向かっていったのは、ビジネス書コーナーでした。半年前までは全く興味もないコーナーだったのに、人って本当にすぐに変わりますよね。
様々なスキル、キャリア形成、営業のスキルなどなど…今の業務を効率化させてくれるような著書の数々はありましたが、「今の自分の考え方を変えてくれるものではないな…」と1、2時間ほどくまなく探しながら別のコーナーに向かいます。
その後に向かったのが自己啓発本のコーナーでした。ここで運命的な出会い(誇張表現)を果たします。
アドラーの心理学の本など立ち読みしている中で「なるほどな…」と感じ心を動かされている中でゆぴさんのこちらの著書に目が行きます。
正直自分の事を要領が悪い人間だと思う節はここ数年で痛感していました。そんな自分を許してくれる(そのままで良いんだよ)言葉の数々にジーンと来ていました。
それまで数時間書店内を徘徊していたのに、その本に出会ってからは即決でした。すぐにセルフレジに向かい、初めて頼んだユースベリー(やっぱり僕はコーヒーが好き)をちびちび飲みながら一時間ほど没頭して読み込みました。
(ちなみに次の日も午後にのそっと起きてきて衝動的に「行くか」と車を走らせるほどにはその本屋さんが好きになりました。)
本の感想に関しては追々お話しできればと思いますが、ポンコツらしく生きる道もあるということを肯定してくれた一冊でした。
この本の中で、ゆぴさんは「言葉にすることが苦手な人ほど、文章で自分の気持ちを表すべき」とおっしゃっていました。
その考えに感銘を受けたのが、自分が文章を書くことを久しぶりに再開した大きな要因の一つです。
勿論ながらnoteも定期的に更新されています。カジュアルで自分全開なんだけど共感性の高い文体、自分もこんな文章を書けるようになりたいですね。
他にも、卒論を書く際に参考文献などは全くリサーチしていないくせに、要字数を軽く越してしまった…など書くこと好きなエピソードがちょこちょこあります。まぁそのあたりも気が乗ったら話しますかね。