RHYMESTERに救われた話
ミスターミステイク。
あれは中学生の頃だったか。
当時、所属していた部活に馴染めず、成績も思うように伸びず(というか慢心により勉強を怠っており)、慢性的に鬱々としていた。
弱っていた私に追い討ちをかけるように10年近く経った今でも覚えているような失敗をしでかしてしまった日があった。家に帰り、もう嫌だなぁ、なんで皆が出来ることも出来ないんだろう、などと考えた。
助けてくれよマジで。
夕飯もそこそこに自室に戻ると、ふと机の上のCDが目に入った。
母が貸してくれたRHYME