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駆け出しフリーランスが爆速で成り上がる方法| 案件が欲しいなら「もらう」より「回す」
「爆速で成り上がる方法」・・・とか普段のぼくを知っている人が見たら爆笑されそうなタイトルを付けてみました。が、何事も経験です。
今回のは裏技というか、「本当は知られたくない」的な、リアルに結果につながる話をしてみようと思います。
最近、フリーランスの間では「営業の重要性」が広く認識されるようになっています。SNSやコミュニティで積極的に人とつながり、仕事を獲得しようとする動きが活発になっています。しかし、営業を頑張っているのに思うように仕事が増えないと感じる人も多いのではないでしょうか。
実は、仕事を得る最短ルートは「仕事をもらう」ことではなく、「仕事を回す」ことにあります。
案件を回すとは?
「案件を回す」と聞くと、難しく感じるかもしれません。しかし、一定以上のキャリアを持つフリーランスの多くが実際にやっていることです。
例えば、
クライアントからの相談内容が自分の専門外なら、適任の人を紹介する
予算が合わず断る案件を、他のフリーランスに回す
知り合いのフリーランスが求めている仕事を、クライアントとつなげる
このように、「自分で受けない案件を他の人に回す」というのは、フリーランスにとってよくある光景です。
案件を回す相手の選び方
すでに安定した案件数を持っているフリーランスが、自分のチームを構築する上で、単価の低い駆け出しフリーランスに仕事を回すというのはよくある話です。
ですが、今回の肝はこの「案件を回す」というのを、駆け出しの時点からやってしまおうというところにあります。
ただし、誰にでも案件を振ればいいわけではありません。重要なのは、「仕事を回したら、自分にも仕事が返ってくる可能性が高い相手」に回すことです。
具体的には、
すでに案件を持っていることが分かっている人(仕事が発生しやすい環境にいる人)
自分とスキルセットが補完し合える人(お互いに仕事を回し合える関係を築ける)
信頼できる人(クライアントに安心して紹介できる)
特に重要なのは言うまでもありませんが1番上です。
なぜ案件を回すと仕事が増えるのか?
フリーランスが仕事を得るためには、相手に「仕事を頼みたい」と思わせる必要があります。そのために大事なのは、信頼と実績です。
「この人は信頼できる」と思ってもらうためには、単に「仕事ください!」とアピールするのではなく、相手にとって有益な存在になることが重要です。
多くの駆け出しフリーランスが目をギラつかせて仕事を取りに行こうとしている中で、これをやるだけで「仕事を欲しがっている人」から「仕事を回してくれる人」に一瞬でジョブチェンジすることが可能です。
しかし、案件を回すのは怖いと感じる人も多いでしょう。たとえば、1万円の仕事を自分でこなせば1万円のキャッシュが入ります。でも、それを人に振れば、ほとんど手元に残らないかもしれません。「せっかく手にした仕事なのに、手放すなんてもったいない」と思うのは当然です。
しかし、ここで大切なのは、短期の収益ではなく、次の仕事が舞い込むスピードを加速させることです。あなたが仕事を回せば、相手からはこう思われます。
「この人は仕事を回してくれる=案件を持っている人」
「仕事を回せるということは、業界の動きを把握している人」
「仕事をくれるなら、今度はこの人にも仕事を回そう」
結果として、あなたは「仕事を持っている人」として、ビジネスの関係を継続するメリットのある人と認識されます。そして、仕事を回したことに対する感謝の気持ちから、今度は自分に仕事が回ってくる可能性が高まります。
案件を回す側になることで、立ち位置が変わる
多くのフリーランスは「仕事をもらう側」になろうとします。しかし、案件を回すことで「仕事を与える側」に立つことができます。このポジションの違いは大きな影響を生みます。
特に駆け出しのフリーランスにとって、「自分が発注する立場になれる」という発想は意外と盲点になっています。実際には、小さな案件を回すだけでも、そのポジションを作ることは可能です。
必ずしも、自分を大きく見せる必要はありません。駆け出しであることを隠す必要もありません。まずは勇気を振り絞って、同業の、自分より少し格上のフリーランスに助けを求める形でお願いしてみましょう。(同業の後輩からの頼みということで、価格交渉がしやすくなる場合もあります。)
「仕事を回す」ことを経験し、習慣にしよう
まずは一度、仕事を人に回すことを実行してみましょう。おすすめのタイミングは、自力で案件を1〜2回経験したあたりです。それぐらい早いタイミングで振ってしまって構いません。
自分よりキャリアの高い人に発注して、その人がどう依頼をこなすかを間近で見られるというのは実はかなり学びにもなるのです。
つまりこのやり方は、ただ裏技的に人の気持ちにつけ込んで案件獲得スピードを加速させるという話ではなく、そもそもビジネスパーソンとしての経験値獲得と成長のスピード自体も加速させるのです。
短期的に見れば「せっかくの案件を渡すなんてもったいない」と思うかもしれません。でも、中長期的には圧倒的に仕事が舞い込んでくるようになります。
最終的に大事なのは「仕事を生み出せる人」になること。そうすれば、あなたの元には自然と案件が集まってくるようになります。
「仕事を得るために、まずは仕事を回せ!」
ぜひ、今日から実践してみてください!
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