ころ

社会人3年目。仕事に追われる日々のなかで、ふとした感情を書き留めて起きたいです。アイドルとスポーツ観戦が好き。

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社会人3年目。仕事に追われる日々のなかで、ふとした感情を書き留めて起きたいです。アイドルとスポーツ観戦が好き。

最近の記事

あやふやで、不確かな(読書感想文)

嫉妬するって幸せなことなのかもしれない。 宮田愛萌著「あやふやで、不確かな」を読んだ。 4組のカップルがコミュニケーションの壁に直面しながら何だかんだ着地点を見つける話。 コミュニケーションは難しい。言葉足らずで思いを伝えられなかったり、余計な一言で相手を傷つけてしまったり。 仕事や友達の人間関係全体に通じる事も多く、恋愛に疎い私でも4組それぞれに共感しながら読むことができた。  中でも、真澄と優羽というカップルの「嫉妬」の話がとても印象的だ。 真澄の事が好きな優羽。

    • 「優しさ」がもたらす絶望と希望 -龍宮城・『BOYFRIEND』 × きらきらし・『好きになること』-

      1. 優しくしないでよ(龍宮城・BOY FRIEND) 龍宮城のBOY FRIENDと言う曲についてどうしても書きたい。2nd EP「DEEP WAVE」に収録されているこの曲は、KENTと言うメンバーのソロ曲だ。ソロ曲ではあるが、ところどころ6人のコーラスが入り、パフォーマンスは7人全員で行っている。 ・BOY FRIEND(龍宮城)↓ 恋人との別れを決意する切ない歌。 一人称が”僕ら”であったり、”My boyfriend”と叫ぶ歌詞があることから同性愛とも取れる歌

      • 誰かに影響されて始めることの中にある自分(きらきらし・つなぐ)

        勉強でも趣味でも、「誰かに影響されて始める」というのは少なくない。 しかし、個性が重要視されている現代において誰かに影響されることは、時に浅はかだとか、自分を持ってないとか他人から軽く見られがちだ。そして自分自身でもそんな自分を軽蔑してしまう。実際に私も、好きな理由を聞かれた時に「推しがやっていたから」とは言えず、適当に「〇〇なところがすごい好きで〜」などとごまかしたこともある。 でも、本当にそうなのか?本当に自分を持っていないのか? 今回は、宮田愛萌さんが書いた5つの

        • 真冬の朝にガスが止まった話

          何事も面倒くさがってはいけない。 という話 1月下旬の日曜夜。 また1週間が始まるという憂鬱な気持ちのまま、私はベッドにうずくまっていた。 「お風呂に入らなくては…でも動くの面倒臭い…明日朝でいっか。」 思えばこの先延ばしが、悪夢の始まりだった。 翌日、寒さで目が覚めた。冬の朝ってどうしてこんなに絶望感が漂うのだろう。 誰だ、「冬はつとめて」とか言ったのは。早く湯船に浸からなくては。 シャワーを出す。勢いよく水が出るのでしばらく待つ。 「・・・・・・・。」 おかしい

        • あやふやで、不確かな(読書感想文)

        • 「優しさ」がもたらす絶望と希望 -龍宮城・『BOYFRIEND』 × きらきらし・『好きになること』-

        • 誰かに影響されて始めることの中にある自分(きらきらし・つなぐ)

        • 真冬の朝にガスが止まった話

          箱根駅伝を見て2024年も頑張ろうと思った話

          箱根駅伝って人生かもしれない。 やっぱり箱根駅伝はいいなって話。スポーツが好きな人もそうでない人も見てほしい大会。 2024年1月2日・3日で行われた第100回箱根駅伝。 学生時代は1人で出場選手予想をしていたほど駅伝沼に浸かっていた私も、卒業して3年、今では母校ですらあまり分からなくなった。 そんなんだから、正直がっつり見るつもりはなかったし、もちろんnoteを書くつもりもなかった。 でもやっぱり、見入った。 やっぱり全力で頑張る人が好きだ。 選手それぞれが、1年間積み

          箱根駅伝を見て2024年も頑張ろうと思った話

          絵里ちゃんと和馬

          「秘密を持った少年たち」ついて。 私が応援しているボーイズグループ、『龍宮城』のメンバーが出演しているドラマだ。夜行という人間の姿をした化け物になった少年たちをメンバーが演じている。 ドラマでは夜行と夜行狩り(人間サイド)の争いや、夜行同士の対立などが描かれている。(現在10話まで放送済) ドラマの中で、絵里という夜行狩りの女の子が和馬という夜行と心を通わせるシーンがあるのだが、このシーンがとても好きなのだ! まあ、2人の演技がとても良い!! ただ、ドラマでは和馬と絵里

          絵里ちゃんと和馬

          読書感想文③ サキの忘れ物

          小さな出会いから人生が広がる。そんなことがあるかもしれない。 津村記久子作 「サキの忘れ物」を読んだ。 自分の将来に悩み、何か自分が変われるものを見つけたいと思っている今の私に刺さる一冊であった。そして、感想文を書きたくなった。 今の状況に満足なんかしていない。 かといって何かやりたい事があるわけでもない。 そんな現状で、この感想文noteを書いたところで、今後の自分に何の役にたつかなんて分からない。さらに、noteを書いたところで現状を変えられる訳ではない。 けれど、私

          読書感想文③ サキの忘れ物

          頑張れる曲① へロー(私立恵比寿中学)

          「私立恵比寿中学 ヘロー」 アイドルの曲という概念を捨てて聴いてみて欲しい。 数々の歌に励まされることは多くあるが、こんなにも胸が締め付けられる曲はない。数々の困難を乗り越えたエビ中メンバーが歌うからこそ、他の歌よりも深く感情移入ができるのだろう。 この曲は2022年に柏木ひなたというメンバーの卒業に伴いリリースされた、いわば「応援ソング」である。ポップでありながらどこか儚さを感じさせる曲調が、別れの寂しさと、未来への希望を感じさせる。さらに、一人一人が物思いに耽る様子がア

          頑張れる曲① へロー(私立恵比寿中学)

          読書感想文②『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(著:伊藤亜紗)

          「障害」の捉え方が変わる。そんな1冊だ。 伊藤亜紗 著『目の見えない人は世界をどう見ているのか』 障害・福祉系の著書は小難しいのだろうなと勝手に思ってたが、以前日向坂46(推しアイドル)の影山優佳さんがオススメしていた事と、大学時代に障害者交流のボランティア活動をしていた事もあり購入してみた。 とても読みやすくて面白い!! 素直に、障害者の世界をもっと知りたい!と思えた。 この本では、実際の視覚障害者との対談を元に、彼らがどのように世界を認識しているのかが書かれている

          読書感想文②『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(著:伊藤亜紗)

          (3年遅れの)アイドルに人生を救われた話②

          先日、久しぶりにnoteを開き3年半前の初投稿を読み直した。 「アイドルに人生を救われた話①」 うん。 ①ね。 嫌な予感がしつつ読み始めたが、早々に予感は的中する。 「まずは2回に渡りアイドルにハマった経緯を私の大学生活と重ねながら書こうと思う。」(原文ママ) 「まずは2回にわたり・・・」 そう、当時の私はその②をあげるつもりでいたのだ。 そして、見事3年半もの間すっぽかした。 どうしよう。 前回の記事で「noteを継続的に投稿したい」と書いた。ここで続きを書

          (3年遅れの)アイドルに人生を救われた話②

          読書感想文①『世界は救えないけど豚の角煮は作れる』

          私もエッセイを書きたい。 読み終えて、率直な感想だった。 その感情を行動に移そうと今、3年ぶりにnoteを開いている。 文章を書くことといえば、社内メールや必須レポートぐらい。語彙力も乏しく、いつも喋ると適切な言葉が出てこないような、エッセイとは程遠い人間だけど。 好きなアイドルがオススメしているからという理由で手に取ったこの本は、私のバイブルであり目標となるだろう。 世界は救えないけど豚の角煮は作れるチャンネル登録者32万人にも上る人気Youtuber「にゃんたこ

          読書感想文①『世界は救えないけど豚の角煮は作れる』

          アイドルに人生を救われた話①

          アイドルが、好きだ 握手会にも行くし、CDも複数枚買う。好きなグループの番組は必ずリアタイし、語り出すと止まらなくなる。しかし、なぜそんなに好きなのか?そう聞かれると答えに困ってしまう。 話せば長くなるので「気づいたら沼だった」と答える。が、これでは魅力を伝えきれない...毎度もどかしさを感じていた。このモヤモヤを晴らすために、この場を借りて私にとってのアイドルの存在や、まだ話しきれていないアイドルの魅力をつらつらと綴っていきたい。まずは2回に渡りアイドルにハマった経緯を

          アイドルに人生を救われた話①