ローズピアノのススメ①

みなさんローズピアノという楽器をご存知ですか?

恐らく「そんな楽器見たこともないし、聞いたこともない。」
という方がほとんどかと思います。 

ローズ?バラの模様があるピアノなの?
なーんて連想するかと思いますが、バラとはまったく関係ありません。
英語のスペルが違いましてバラは「Rose」ですが、この楽器の方は
「Rhodes」です。 

いやパッと見で読めねーよ、と思った方、そうですよねわかります。
僕も最初読めませんでした。ローデス?って笑

そんなローズピアノなんですが、僕、この世で一番好きな楽器なんです。

車のナンバーも「6002(ローズ)」にしちゃうぐらい好きです。

みなさんにも是非ローズピアノを知っていただきたくて、こんな文章を書いています。

記事をいくつかに分けて書いていきますので、興味がある方は読んでみてください。

まず実物を見ていただきましょう。
こちら僕の持っているローズピアノです。

画像1

見た目はちょっと小さめのピアノ?って感じですよね。
ただ普通のピアノと違う点は、単体では鳴らすことが出来ない電子楽器だという事です。 

一応、鍵盤を弾くと鳴るのですが超小さいです。
シールドというケーブル(線)を使って、アンプ(スピーカー)に繋いで、音を増幅する必要があります。

みなさんがよく知っているピアノは鍵盤を押すと、鍵盤の奥のハンマーが弦を叩いて音が出る、という仕組みです。 

このローズピアノも同じくハンマーがついているのですが、中に弦はなく、代わりに音叉(金属の棒)がありまして、それを叩きます。
そして音叉が揺れて鳴らす音をピックアップ(小さいマイク)で拾って、電気信号としてアンプへ送っているのです。

と、すみません、楽器をやっていない方には難しい話ですよね。
と言うか、楽器をやっていてもこんな話ピンと来ないですよね笑

小難しい発音原理なんてどうでも良いと思うので、もうやめます。

前置きが長くてすみません。本題です。


音が最高に良いんです!!


普通のピアノとは全く別物と思ってもらって良いです。 

JPOPなんかでも良く使われていますし、みなさん実は知らず知らずのうちに聴いているかと思います。

何て表現したら良いんでしょうかね〜
セクシーさの中にも、図太さがあって・・・
キラキラもするし、ブリブリもするし・・・

と、僕の文章力では到底表現できないので(諦め)
実際にその音色を聞いてもらいましょう。 

ひとまず今回は、ローズピアノが堪能できる名曲を…… 

Billy Joel 「Just the Way You Are」


あぁ最高。


この曲はちょっと前に車のCMなんかでも使われていた気がしますね。

曲の一番最初から聞こえる音です。
普通のピアノとは全然違う音ですよね。

まぁ、この曲ではローズピアノにフェイザーというエフェクト(音の加工)をかけていますが・・・ 

ローズピアノ、いかがでしょうか?? 

「良い音だなぁ〜」って少しでも思った方!これから僕の情熱を伝えていくので、もっと好きになっていきましょう!

反対に「良い音だなぁ〜」って微塵も思わなかった方は
ここでさよなら・・・でしょうか・・・ 

いやもしかしたら、知っていくうちに
どんどん好きになっていくかもしれませんので、今後も読んでみてください笑


と、勢いづいた所ですが、少し長くなってしまったので、今回はここまでにします。

ひとくちにローズピアノといっても、色々な型・年代がありますので
次回はその辺りをご紹介しようと思いますので、よろしくお願いいたします。


2020年7月25日 追記

最近はYoutubeもはじめました。

動画で喋りながらローズの紹介もしております。
この記事の内容とほぼ同じ事をしゃべっているだけですが・・・


あと、イントロでローズピアノが聴こえる曲を弾きまくった動画なんかもあります。

こちらもどうぞ!


2021年7月19日追記

実物を見せながらの動画も作ってみました!
こちらもどうぞ!

ローズピアノの歴史と仕組みを実物で解説!
https://youtu.be/uqGCuXxsriQ


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