出来事日記8*美術館
この日は、楽しみにしていた馬場のぼるさんの展覧会、『まるごと馬場のぼる展 描いた つくった 楽しんだ ニャゴ!』に行ってきた。
私は今でも絵本が好きでよく読んでいるけれど、馬場のぼるさんの絵本も小さい頃から読んでいて、馴染み深い。クスッと笑える馬場さんの絵本が好き。
県内で展覧会をするときいて、すぐに予定を調整した。しかもそのタイミングで友人から行こうとお誘いしてもらったので、バッチリ予定を立てることに成功!
美術館に併設されている茶室で、整理券が当日配布の数量限定の和菓子もあった。食べたいなと思って開館の時間に合わせて行ったのだけど、平日にもかかわらず、皆さん早くから並んでいたみたいで、整理券が買えなかった。
その代わりにグッズを買えたのでよしとする。和菓子が食べられなかった分、1つグッズを多く買ってしまったのは仕方がない…
馬場のぼるさんの、幼少期からの作品、11ぴきのねこシリーズの作られ方、印刷の仕方、こだわりなどなど、たくさんの魅力が詰まった展覧会。
漫画家の馬場さんの生涯を覗き見した気分が味わえた。何かを作り出す人って、どの時代にもいるけれど、やっぱりすごいと思った。
展示品以外にも、11ぴきのねこのぬりえや折り紙、絵本を読むことができるスペースもあって、さらに馬場さんが身近になったし、もっと馬場さんの絵本が好きになった。
展覧会は当日券で1000円だったのだけど、これが1000円でみられるのかと思うほどの満足度。本当にありがたい。
その後は近くのカフェに移動してランチ。
2人ともその辺りにはあまり詳しくないので、友人がよさそうなところを探してくれた。好みでした。
私は和風ドリアプレートにした。チーズと和風という、私の好きなものの組み合わせ。予想通り、とてもおいしくて大満足。
やっぱりデザートまでばっちり食べてしまいましたが。
この友人、実は知り合ってまだ数ヶ月。カラーセラピーでとってもお世話になった人。
数ヶ月経って振り返ってみると、自分の変化が面白いと思える。想像もしなかった自分の一面も見えてきたり、楽に生きれるようになった瞬間もあったり、自分が一番大事にしたいものを考える時間ができたり。
そんなこの友人は、友人というより、勝手にお姉さまみたいに思っている。そんなこの人に会うと、緊張はするけど自然体でいられる感覚もある。
そんな友人を、私は尊敬しているし、これも勝手にだけど、大好き。
私は人との距離感が独特らしいのだけど、人との距離感を取るのが上手な友人は、そんな私とも上手に距離感をとってくれる。
誰だってそうかもしれないけど、シンプルに一緒にいて楽しいのももちろんだし、お互いに心地よい瞬間があるという関係の人と一緒にいるのが好き。
最近は、無理しなくてもそういう関係でいられる人が周りに増えていて、それもこの友人のおかげなのだと思う。
話がずれてしまったけれど、
お互いが好きなものを一緒に楽しんで、のんびり過ごすのが好きだなと思った日でした。
もっと色々な「作品」を感じたい。