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普段と違うことを、心のおもむくままに。

先日行ってきた、伊豆へのひとり旅の2日目。

(1日目についてはこちら。)

私はこの旅で、やりたいことをやろうと決めていた。「ひとり旅なんだから当たり前じゃないか」と思われそうな気もするけれど、私にとってはそんなことはないのだ。

私は念入りに考えるタイプなので、移動距離とか、時間とか、自分の体力とか、お金とか、いろいろなことを気にして、楽しいけれど、無難な旅にしがち。ひとりだと、特に。

でも今回は、”じぶんだけのため”に動くと決意した。行く前にたくさん調べてチェックしたけど、どうしても行きたいところ以外は、候補の中からその時の気分で決めることに。


1日目をたっぷり楽しんでから、いざ2日目。


普段はしない早起きをして、泊まっていたホテルの温泉へ。朝から温泉なんて、入ったことがなかった。空気が澄んでいて、海の見える露天風呂でまったり。

チェックアウトしてから最初に向かったのは、行きたかったカフェ。ここはどうしても行きたくて、旅前から楽しみにしていた。

窓際の席を選び、穏やかな景色を見ながらゆっくり、ちょっと遅めの朝食を。普段、朝食はほとんど食べないので、朝からお腹がいっぱい。

コーヒーと、朝食のトースト。


席から見た景色。時折、電車が通る

そのあとは、お散歩。伊豆高原の静かな空気の中歩くのはとても気持ちがいい。森の中へ。

途中、3匹のリスさんたちが走り回っていた
(速すぎて、1匹を写真に収めるので精一杯だった)

見たかった景色を求めて、写真を撮りながらのんびり歩く。

木々の間から見える海。すぐそばには、対島の滝
ジブリに出てきそうな森

曇っていて、気温が低かったのでちょっと大変だったけれど、たくさん歩いて楽しくなってた。いつもよりテンション高めだったな。

橋立吊橋。誰もいなくて、しんとした空気が好き
橋の真ん中から見る海

来た道を戻る。1日目にも通った道を、駅に向かって歩いていく。

こんな穏やかなところに住みたい。

途中で出会った水仙

駅では、お土産用にぐり茶を購入。電車まで時間があったので、ソフトクリームを食べながらぼーっとしながら過ごした。


電車に揺られて景色を眺めながら、次はどこへ行こうかと考えて、その時の気分で、候補の中からお店を選択。駅に着いて、数分歩いた場所にあるカフェへ。

古民家をリノベーションしたカフェで、地元の素材や身体に優しいものを使っている、穏やかな空気のお店。席が布で仕切られていて、お互いを気にし過ぎなくていいから、過ごしやすい。

選んだのは、アフターヌーンティーとスコーン。なかなか飲まない紅茶(普段は珈琲派)に、ミルクをたっぷり入れて。スコーンにはダイダイのマーマレードとクリーム。紅茶ともとっても合う。

控えめにノートを広げて、紅茶を飲みながら書き進める。いろいろ、思うところがある旅だったな。

穏やかなティータイム

その後、新幹線と電車に揺られて帰宅。

ひとことで言えば、楽しい旅だった。


普段はしないことを、うんと詰め込んだような、そんな旅。「普段と違うことがしたい!」と思って選んだわけではなく、その時に選択したかったのがそれだったというだけ。

かといって、普段からそういう選択をしたいかと言われれば、そうではない。普段は普段と同じものを選びたい。(とてもめんどくさい性格。)

本当にひとりの時間だからこそ、自分の心のおもむくままに選択できて、それを楽しめる。

これだから、自分ひとりの時間を求めてしまう。


これからのじぶんが、楽しみになる旅。

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