我愛羅と宗教。愛を知る。
我愛羅と宗教。そこに、愛はあるか。
火の国、砂の国、音の国。
各々の里に、個性的な下忍がいた。
落ちこぼれ・九尾の、うずまきナルト。
天才・復讐者の、うちはサスケ。
砂漠・化け物の、我愛羅。
と、それぞれに特徴があり、個性を発していた。
ある日、読んでて、ふと思う。
「下忍の一番強い奴は、誰だろう?」と。
こうして、中忍試験編を、読み進めていく。
日向ネジに勝った、うずまきナルト。
ロックリーに勝った、我愛羅。
うずまきナルト、うちはサスケ二人でも倒せない我愛羅。
「じゃ、我愛羅でよくない?」
元々多神教であった、宗教を一神教に改宗する流れと、凄く似ている。
元々、多神教が主流。
少人数を統治するには、莫大な力を発揮していた。
しかし、農業が盛んになり、人口が増えて、統治が難しくなってきた。
「じゃ、最高神だけでよくない?」
こうして、中忍試験の我愛羅のように、多神教を改宗していく。
支配・争いを繰り返し、現在の一神教中心の世界となっていく。
宗教も、忍者の歴史も、言わば、戦いの歴史。
争い故に、ここまで発展してきた。
だからこそ、愛を、今一度。
愛こそが、人類の源だから。
愛を知り、愛していきましょう。つながりある仲間を。
最後、愛を知った、我愛羅のように。