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明るいだけの曲から、染みる曲へ。

歳を重ねるほどに、
明るいだけの曲が染みなくなってくる。

みんなで頑張ろう!
ほら、もう一度!tryagain!
やればできる!君ならできる!

10〜20代は、
むしろそういう曲ばかり聞いて、
ヤル気充分で人生に向かっていった。

だけど、30代から、
明るいだけでは、世界は変わらない。
作る「明るさ」は、いつか終わりが来る。
無理にアゲると、虚しくなるばかり。
光と影があってこそ、人の人生。
を、自ら経験し、響く曲も変わっていく。

今まで、
おっさん臭がするフォークソングや、
時代の遺産、昭和歌謡と、
正直無視や毛嫌いしていたが、
一周して、今になって染みてくる。

あぁ、だからあの時、親が聴いていたのか。
上司が歌ったのは、そういう意図か。
紅白、演歌で締めるのは、そういうことか。

と、
人生と共に、歌の"深み"まで染みてくる。

歳を重ね、
これからも、歌、重ねていきましょう。

いつだって、
喜び悲しみ繰り返し、時代は廻り、
人生、いろいろなのだから。



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