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FRUITSZIPPERに継承される、アイドルらしさ。

最近、FRUITSZIPPERが、
勢いを増している。

毎曲、ランキング入りをして、
「わたしの一番かわいいところ」は、
2024年の忘年会ネタの十八番となった。

では、なぜそんなウケているのか。
アイドルの変遷と共に、見ていきたい。

昭和の時代は、テレビの中の存在。

ザ・ピーナッツ・キャンディーズ・山口百恵。
松田聖子・中森明菜。

手が届かない歌姫として、
スター誕生、ザ・ベストテンを見たり、
時には親衛隊に入り、
レコードを買って、間接的に応援していた。


時は変わり、平成。

おニャン子クラブ・モーニング娘・ハロプロ。
AKB48・ももいろクローバーZ。

平成初頭から、
秋元康プロデュースのグループが誕生し、
グループの中で誰が好き?という、
自分の好みを推す、推し活の先駆けが生まれた。

テレビ露出、live、コンサートも活発になり、
「会いに行ける」が近くなり、
秋葉原発祥のAKB48が「会いに行けるアイドル」のコンセプトとして、
更に距離が近くなった。

「会いに行ける」が、更に発展し、
独自のlive会場で、
「見に行く」のではなく、
「応援する」「一緒にスターダム」を駆け上がるといった、体験・共有が強くなった。

その流れを受けて、令和。

乃木坂46・欅坂46。
BiSH・BABYMETAL。
新しい学校のリーダーズ。
FRUITSZIPPER。

更に発展して、
より高度なダンス、真似できる振り付け。
社会に対しての抵抗、海外進出、
わたしが一番かわいいという承認欲求、
一番かわいい私を知ってるあなたがステキetc.

等、かなり多様化して、
その人にあった「感覚」で、
「推せる」アイドルが増えていった。

そんな流れを受け、FRUITSZIPPERは、

・キャッチーなフレーズと真似できるダンス。
・メンバーの個性の強さ
・ファンの要望にすぐ答える、スタッフの迅速さ
・SNS時代の承認欲求を抑えたような歌詞。

と、今までのアイドルを継承しつつ、
ちゃんと今の時代に合ってるから、
ウケている。

誰かわいい、あれかわいいなんて、
言わないで、私以外なんてやだ、
なんてありえない?

今までのアイドルに敬意を評しながら、
これからも快進撃、
共に、推していきましょ!!!





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