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お手伝いと家事をすること

家事を夫が全般的に担ってくれているなか、週末に「お手伝い」でご飯をつくったら、大変楽ちんであった。

「ご飯は炊く?」「冷凍庫に入ってるよ」

「赤ん坊のご飯はこれとあれでいいの」「そうね、あとこれね」

「これ使っていいの」「どうぞどうぞ」

自分で考えなくていいってなんて楽ちんなんだろう。

家事が大変なのは、いつも「冷蔵庫の中のアレがなくなりそうだから、帰りに買ってきて、あれはそろそろ悪くなりそうだから食べちゃわないと。ああでも、これをメインにするんだと食べ合わせが…。あ、洗濯物溜まってきてるから明日こそ洗わなきゃ、あ、でも天気悪いかーということは今日やっとくか。トイレットペーパー買い忘れた!」みたいなことをぶつぶつ考えてるからなのだ。
「主婦」の「主」という字がつく方の人の仕事ってこれなのだろう。家の「あるじ」ですよ。

しかし、頭を使う部分を減らしていくのが、共働きには必要なんだろうなと思ったのでした。半自動化するとか。夫が育休に入って、夫の方針で、どんなに洗い物が少なくても食事のあとは食洗機を回すようになった。母が家に来たときに「昼は少ないから手洗い」とかやってるのに対して、「面倒だから毎回食洗機を回すことにしている」と言ったら、しばらく文句言ってたけど「この方が楽である」ということがわかったのか、実家にも食洗機を導入していた。テクノロジーはけちらず使うべきなのだ。「多少の節約のために頭を使う」(皿が少ないから今日は手洗い、とかの判断)のを省くことで、テクノロジーの恩恵を最大限に受け取ることができる。

冷蔵庫の中に、自動的に卵とか、野菜とか、テキトーに補充されていくシステムの開発が待たれる。まあ生協で頼んでるものもあるけど。旬のものとかどうでもいいから、ルーティンで食事作っていくことにしようかな、来年は…。食材の使い切りの最適化に頭を使うことをやめたら、楽になるんだろうな。

あと、こちらにいて楽なのは、服をそんなに持ってきていないから、服装についても気にしなくて済むことか。つまり、だ。ダサくないと思う服だけクローゼットに入れて、あとは廃棄して、着つぶしてまた新しい服買ったらそれでいいんじゃないか。

子育ては頭を使いたい。仕事も頭を使いたい。となると、家事は頭を使わなくて済むようにしないと、ダメだ。そんなことをなぜか、出張先で考えている。

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