「印象操作の戦略」は面接での合格の鍵です!合格の秘訣は,面接という試験形式の本当の姿に気づいて,戦略を立てることです!

今日は,

印象操作の戦略は面接での合格の鍵です!合格の秘訣は,面接という試験形式の本当の姿に気づいて,戦略を立てることです!

というタイトルでお話をします。

ちょっと,刺激的で,ちょっと,大胆なタイトルですよね。

でも,これは,真実なんです。

今日のブログは,是非とも,最後まで,お読みください。

最後まで読むと,教員採用試験の面接の本当の姿が理解でき,どうすれば合格できるかがわかりますから。


具体的な話をしていきましょう。

教育とか,政治とか,こういう話は,まずは,建前・美学で話すというのがお決まりです。

なんとなく,真実には気づいていても,いつも,建前・美学で話しているので,ついには,建前・美学が真実のように感じてしまうのです。

政治(選挙)の例で考えてみましょう。

国会議員などの選挙の際,世論調査等で,「何を基準に投票しますか?」と聞くと,多くの調査で,上位は,「政策」,「(候補者の)人柄」が来ます。

皆さんも考えてみてください。

皆さんも,国会議員の選挙に投票なさったことがあるでしょう。

やはり,「何を基準に投票しますか?」と聞かれると,「政策」,「人柄」のように答えるのではないでしょうか。

でも,考えてもみてください。

一般の多くの有権者は,「政策」について精通しているでしょうか?

ちょこっとネットで見た,テレビで聞いたくらいではないでしょうか?

本当に,対立候補の「政策」と比較検討したという人は,かなり少ないのではないでしょうか?

「政策」に基づいて,投票していると言っても,その真実は,なんとなく,ふわっとしたイメージで,投票していると言っても過言ではありません。

「人柄」はどうでしょうか?

一般の多くの有権者は,直接,国会議員の候補者と接する機会はありません。

国会議員と一緒に食事でもしながら,じっくりと話した経験がある有権者は超少数派でしょう。

また,複数回の演説会や討論会に出席したという有権者も少ないでしょう。

「人柄」で判断と言っても,せいぜい,ネットやテレビで見た,イメージ・印象で判断せざるを得ません。

直接は,一度も会って言葉を交わしたことがない人に一票を投じているというのが現状です。

でも,一般の多くの有権者は,「何を基準に投票しますか?」と聞かれると,多くの人が,「政策」,「人柄」で選ぶと回答します。

この回答は,真実に基づくものではなく,そう答えるべきだという心理,多くの場合,「形作られた偽りの真実」によって,語られるものです。


ここからが面白いところです。

以上のような事実があるからこそ,候補者やその選挙プランナーは,選挙に当選するためには,その本当の真実だけで勝負をすることはしません。

国会議員の選挙の候補者で,良い政策を掲げて,自分の人柄が良ければ,当選するはずだ!なんて思っている人はいないでしょう。

選対本部にいる各種選挙プランナーも,そんなことは思っていません。

確かに,良い政策を掲げているイメージ・印象を創り上げることは重要です。

でも,政策だけにこだわっていては,当選はできません。

人柄も,本当に自分の性格を変え,人生を見直すといった作業は必要ありません。

ただ,有権者に見える部分での印象操作をするだけで,当選に近づくことができます。

本当に善人になることが,当選に繋がるわけではありません。

良い人そうに見えればいいだけです。

選挙の場合は,選挙のプロは,何をすれば,有権者の票を獲得できるか知っています。

有権者が,世論調査で何といおうと,表面上の真実は,大して意味がないことを知っています。

もちろん,政策の中で何が好きかというような調査は有用です。

また,ある特定の政策がどのくらいの支持を得ているかという調査も有用です。

ポーリング(世論調査)は,選挙の基本リサーチではあります。

でも,それはイメージ戦略のためであり,打ち出す政策を決定するためであり,選挙戦略の立案のためであり,決して,世に言われているようなありきたりの偽りの真実を裏書きするためのものではありません。

選挙は,実は,有権者の想いとは,別の次元で戦われています。

有権者は,「政策」と「人柄」で,候補者を選んでいると思っていますが,実際は,イメージと印象と印象操作の戦略によって,候補者を選ばされています。

プロの選挙プランナーとして,私(河野)も,こういう仕事に携わったことがありました。


さて,教員採用試験について,考えてみますね。

教員採用試験も,選挙とよく似ています。

採用側の面接官は,基本的には,受験者を知りません。

面接官が受験者に会うのは,ほとんどの場合,面接会場が初めてです。

人生で初めて会う人を,採用するかどうかという観点で評価するわけです。

しかも,初めて会って話せる時間は,30分前後の面接だけです。

30分間で,その人を,何十年にわたって,生涯,雇い続けるかの判断をしなければいけません。

面接官経験者に,どういう基準で採用者(合格者)を選びますか?と聞けば,ちょうど選挙の時のようなありきたりの答えが返ってきます。

人間的な魅力で選ぶ。

教師への適性で選ぶ。

教育への情熱で選ぶ。

協調性・責任感・使命感で選ぶ。

子供への愛情で選ぶ。

意欲や積極性で選ぶ。

選挙のときの,「政策」や「人柄」で選ぶと似ていますね。

たかだか,30分だけ,初めて会った人と話すだけで,上記のようなことがすぐにわかることなどあり得ません。

上記のようなことは,何か月も一緒に働いて初めてわかることです。

30分程度の面接でわかることは,

人間的な魅力がありそうに見える・聞こえる。

教師への適性がありそうに見える・聞こえる。

教育への情熱ありそうに見える・聞こえる。

協調性・責任感・使命感ありそうに見える・聞こえる。

子供への愛情ありそうに見える・聞こえる。

意欲や積極性ありそうに見える・聞こえる。

ということに過ぎません。

要は,30分間,初対面の人と話したときの,イメージ・印象に過ぎません。

ちょっと上手い俳優なら,教師志望者のフリくらいはできるでしょう。

結局のところ,イメージ・印象がすべてですから,印象操作ができます。

真実とは関係なく,上記のようなイメージや印象を創り出すことは,簡単にできます。

一生懸命,面接をしていらっしゃる面接官の方々には,申し訳ありませんが,印象操作の戦略が優れていれば,上記のようなイメージや印象を創り出すことは,簡単にできます。

そして,そのイメージや印象は,面接官による合否を,直接,左右します。

もちろん,こういう現状が,良いか悪いかの議論は,また,別です。

良いか悪いかではなく,実際には,30分間程度の面接を1回程度するような採用方法では,イメージや印象を操作する印象操作の戦略ができる人は,圧倒的に優位に合格を勝ち取ることができるということです。

もう一度言います。

これが「良い」と言っているのではありません。

これが「現実」だと言っているのです。

選挙の場合もそうです。

一般の多くの有権者が政策を深く理解することもなく,候補者と会ったこともなく,深く知ることもなく,単にイメージや印象だけで,その候補者に投票し,その候補者が当選し,国会議員になることが,良いことか?と聞かれれば,「良い」ことだとは言えません。

でも,それが,国会議員選挙の「現実」であることは否定できません。

教員採用試験の場合も,現在のような採用システムである限りにいおいては,面接官は,受験者の真の姿を見い出すことは不可能です。

初対面で,30分間ほど対話をして,その時の,イメージ・印象で,合否を決めざるを得ません。

これが教員採用試験の面接の「現実」です。

「良い」ことではないでしょう。

でも,「現実」なのです。

この現実があるので,教員採用試験の面接での合格戦略は,結局は,印象操作の戦略となります。

いかにして,採用側の面接官の好感・共感・好印象を勝ち取るかが勝負になります。

このように書いてくると,お叱りを受けることがあります。

面接官は,本当に優れた人材を採用しようと全力を尽くしている。

面接官を侮辱するようなことを言うな!

申し訳ないとは思いますが,現実なのですから仕方ありません。

面接官の全力を疑うつもりはありません。

でも,初対面の30分間で,受験者の人格や適性・能力を,客観的かつ適切に測り得る科学的根拠はありません。

むしろ,米国などのリサーチによれば,面接での優れた人の分別力は否定される傾向にあります。

面接官の清らかな想いがどこかにあったとしても,科学的な現実は変わりません。

面接では,印象操作で,合格を勝ち取ることができます。

選挙でも,ほぼ同様なことが言えます。

だから,時々,とんでもない人でも,当選できます。

私(河野)は,プロの選挙プランナーも経験し,現在では,教員採用試験の面接の「合格プランナー」をしています。

経験的にも,学問的にも,あらゆる面で,戦略的な合格が最も効果的で,効率的であることを知っています。

しかも,印象操作による合格戦略は,楽しく,楽(らく)して,確実に合格を勝ち取る方法でもあります。

このブログ記事を読んで,ならば,印象操作による合格戦略で,合格を勝ち取ってみよう!という人は,河野正夫の個人レッスンを受講してみてください。

印象操作による合格戦略が,本当に,良いことかどうかは,私自身,悩むところはあります。

しかし,国会議員も,政治家も,この仕組みで選ばれているわけですから,教採受験者がこの仕組み(印象操作の戦略)で合格を勝ち取ったとしても,そんなに責められる筋合いでもないでしょう。

そして,この印象操作のレトリックとパフォーマンスができる人は,教師としても,かなりの能力を持っているということに直結しますから。

河野正夫は,これらの戦略のプロです。

ご希望の方は,個人レッスンや講座などで,ご相談くださいね!


河野正夫
レトリカ教採学院

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