「認知➡理解➡記憶➡活用」の学習サイクルで,筆記試験でも,満点・高得点を勝ち取りましょう!

多くの方から,教員採用試験に向けての勉強方法を相談されます。

いろいろな方とお話をしてみて気づくことがあります。

まだまだ,皆さん,暗記中心の勉強方法をなさっています。

世の中では,主体的・対話的で深い学びとか,アクティブ・ラーニングとか叫ばれていますが,教員採用試験に向けての自分自身の受験勉強となると,やはり,旧態依然とした,暗記中心の勉強方法のようです。

もうこれは,日本では,永遠に変わらないのかと思うくらい,悲しいことです。


でも,誤解しないでください。

私(河野)は,記憶の重要性は,認識しています。

知識と教養をできるだけ多く習得することは,極めて重要なことだと考えています。

もっと言えば,知識と教養がなければ,何も始まらないと考えています。

知識も教養もなく,思考しても,表現しても,対話しても,ダメなんです。

知識と教養を習得できなければ,そもそも学びとは言えません。

そして,暗記,丸暗記,ただ覚える,そのものが,ダメというわけではありません。

ここのところを誤解しないでください。

暗記,丸暗記,ただ覚えることがができる人は,是非,やってください。

サッと見れば,すべて覚えることができるのであれば,最高です。

どんどん暗記していってください。

でも,ほとんどの人は,おそらく90%以上の人は,暗記には,限界があります。

例えば,10個や20個くらいのキーワードなら,頑張れば,暗記できるでしょう。

このくらいなら,暗記は,ちょっとした小テスト用なら,かなりの効果が期待できます。

でも,例えば,教職教養で,学習指導要領を全部暗記するとか,重要答申を全部暗記するとか,教育法規に出てくる法律の条文を全部暗記するなんて,不可能です。


もちろん,全部暗記することが,できるというのであれば,是非,やってください。

私(河野)が言っているのは,暗記してはいけないということではなく,膨大な分量を暗記するなんて,もともと,できませんよ!ということなのです。

だから,自分は,学習指導要領解説を何冊でも十何冊でも,最初のページから,最後のページまで,なぜか,完全に暗記できるという,特異な才能をお持ちの方は,是非,その才能を十分に発揮して,暗記してください。きっと合格します!

でも,90%以上,もしかすると,99%以上の人は,そんな暗記の能力など持ち合わせていないのです。

それなのに,膨大な分量を暗記しようとするから,上手くいかないのです。

自分は,暗記できないとわかっていながら,それでも,暗記しようとするのです。

だから,得点が取れないんです。

だから,合格できないんです。


ほとんどの人は,丸暗記は,必ず崩壊します。

ほとんどの人は,丸暗記できる量には,限界があります。

ほとんどの人は,丸暗記した知識を,問題を解くに当たって,有機的に活用することはできません。


もう一度,強調しておきますね。

暗記がダメなのではありません。

ほとんどの人にとっては,膨大な暗記はムリだ!ということを言っているのです。

皆さん,ご自身の胸に手を当てて,正直に,考えてみてください。

あなたは,学習指導要領の本文や解説,あるいは,重要答申の膨大な分量を,すべて,暗記することができますか?

できないはずです。

たとえ,一定の分量を無理して覚えたとしても,すぐに記憶は崩壊し,忘れてしまうのではないですか?

暗記では,高得点を取れないと知っているのではないですか?

なのに,未だに,暗記・丸暗記・ただ覚えるだけの勉強を続けるのですか?

そして,また,来年も,高得点を取れず,また,筆記試験で,不合格になるのですか?

変えましょう!

学習の仕方を変えましょう!


やるべき学習の方法は,

認知➡理解➡記憶➡活用


この学習サイクルを取り入れることです。


まずは,認知。

新しい知識に出逢う。新しいことを知るというプロセスです。


そして,理解。

ここで,学習対象をディスったり,分析したり,思考したり,喩えてみたり,反対してみたり,愛してみたり,頭の中で様々に扱い,その学習対象を理解します。


理解ができれば記憶。

学習対象をディスったり,分析したり,思考したり,喩えてみたり,反対してみたり,愛してみたりできれば,自然に記憶できます。


理解し記憶したことを活用。

理解し,記憶したことを,問題を解く際に,柔軟に活用します。理解した上で記憶したことは,問題を解くプロセスで縦横無尽に活用できます。


以上の「認知➡理解➡記憶➡活用」のプロセスをやっていけば,楽しく,楽(らく)して,学ぶことができます。


レトリカで,河野正夫が指導する,筆記試験の対策講座は,笑いが絶えません。

苦痛はまずありませんし,苦行もありません。

学習対象を,ディスったり,褒めたり,喩えたり,あらゆる方法で理解を深めます。

理解が深まるので,当然,自然に記憶します。

頭の中に印象深く記憶したことは,いつでも,どこでも,どのようにでも活用できます。

つまりは,楽しく,楽(らく)して,学べるのです。


レトリカの講座を受講した人は,それまで,全然,学力がなかった人でも,教職教養であれば,概ね,80%以上の得点を取ります。

ちょっと要領のいい人なら,多くの人が90%以上です。

満点だった!という人もかなりいます。

丸暗記をせず,満点が取れるのです。

苦行をせず,苦しまずに,楽しく,楽(らく)して,満点が取れるのです。


最後に,もう一度,繰り返しておきます。

あなたが暗記の天才なら,暗記でも構いません。

でも,あなたの暗記は,あまり大したことがないというのであれば,丸暗記では,試験には臨めません。

暗記が不得意なら,苦手なら,「認知➡理解➡記憶➡活用」の学習サイクルで学びましょう!


レトリカの講座では,この方法で,満点,あるいは,高得点を確実に取れるようになります!


河野正夫
レトリカ教採学院

https://kyousaijuku.com/



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