面接では、知識ではなく、人間的魅力が評価されます!

8月となり、2次試験(3次試験)がすぐそこまでやってきました。

2次試験のメインは、やはり、個人面接です。

各自治体での2次試験の配点も個人面接が大きな部分を占めます。

教員採用試験の2次試験では、何が見られるのでしょうか?

多くの人が、この部分を誤解しているのではないかかと危惧しています。

私のところにも、2次試験を受験する人から、個人面接に関して、こんな質問が来ることが多いです。

数学教師を目指していますが、どんな質問がされるのでしょうか?

養護教諭を目指していますが、栄養に関する質問はどんなものが聞かれるのでしょうか?

小学校教諭を目指しているのですが、全教科について質問されるのでしょうか?

ほとんどの場合、こういった疑問に、あまり意味はありません。

もちろん、数学教師が数学について知らないとか、養護教諭や小学校教諭がそれぞれの専門領域についてなにもわかっていないというのでは困ります。

でも、1次試験の専門教養の筆記試験を通過しているのですから、知識がゼロと言うことはあり得ないはずです。

1次試験の専門教養の筆記試験で合格するくらいの知識と教養があれば、個人面接は、知識面では大丈夫です!


2次試験の個人面接は、受験者の知識レベルが試されるものではありません。

2次試験の個人面接は、受験者の人間的魅力を見い出すものです。

教員採用試験を、「試験」という眼だけで見ていると、いつまでたっても、何を知っていればいいか、何を言えばいいか、正解は何かという視点しか持つことができません。

でも、教員採用試験を、「採用側が人材を選ぶ就職活動」という眼で見れば、採用される(合格する)のは、採用側が一緒に働きたいと思う(子供の前に立たせたいと感じる)人だということがわかります。

2次試験の個人面接で合格を勝ち取るために最も重要なことは、知識をひけらかすことではなく、また、正解を述べることでもありません。

2次試験の個人面接で合格を勝ち取るために必要なことは、人間的な魅力がある人材だということを面接官(採用側)に感じてもらうことです。


何を言うか、正解は何かばかり考えている人は、結局は、2次試験の面接で不合格になります。

知識はあっても、人間的魅力がない人は、個人面接で合格を勝ち取ることはできません。

でも、人間的魅力は、面接の際の語り方やパフォーマンス次第で、面接官の高評価を取ることは、実は簡単です。

たかだか、20分前後の面接です。受験者の本当の人間的魅力は、面接官にはわかりません。

面接官に見える(聞こえる)のは、20分間前後、面接で対話したときの、受験者の語り方やパフォーマンスです。

面接時の受験者の語り方やパフォーマンスが、受験者の人間的魅力そのものになります。

ですから、いまだに面接では、言うべきことを言えばいい、正解を言えばいい、と思っている人、その考えを変えなければ、教採の2次試験の個人面接で合格を勝ち取ることは不可能です。


個人面接は「試験」ではありません。

個人面接は、人が人を選ぶという営みです。

面接官に好感をもってもらえなければ、合格はありません。

面接官に共感してもらえなければ、合格はありません。

面接官に好印象を感じてもらえなければ、合格はありません。

もう一度だけ、言います。

教採の個人面接を、正しいことを言ってさえいれば合格するものだと考えている人は、合格する可能性は、極めて低いということを知るべきです。

個人面接での合格の方法は、好感・共感・好印象を勝ち取り、採用側の面接官から、「この人と働きたい」、「この人なら子供の前に教師として立たせたい」と思ってもらうことです。

8月期に、連日、開講する、レトリカの個人レッスンや,4人限定の直前講座は、このことを徹底的に演習し、特訓します。

だから、定員も、個人レッスンは,河野&川上の指導で1名,直前講座は4名限定と、超少数精鋭にしています。


2次試験の直前の面接講座を、数十名の大人数を集めてやっても、何の効果もありません。

一般論や抽象的な注意事項を講師が述べても、合格には何にもつながりません。

受講生同士で、場慣れ的な練習ばかりやっても、結局は、何にも変わりませんし、合格を勝ち取ることは困難です。

2次試験の直前の面接講座の在り方は、実は、一つだけです。

超少数精鋭で、一人一人の受験者の経歴やバックグラウンド、個性や外見を踏まえた上で、その人が合格するためには、どんな語り方、どんなパフォーマンス、どんなレトリック戦略で個人面接に臨むかを徹底的に立案・演習・特訓していくことです。

Aさんに有効な面接戦略は、Bさんには適していないかもしれません。

Cさんが合格した面接のコツは、Dさんには何の役にも立たないかもしれません。

教採の受験者は多様です。

年齢、性別、学歴、職歴、外見、声の質、性格、あらゆるものが違います。

そうした違いを踏まえた上での面接特訓だけが、確実な合格を導きます。

アリバイ作りだけの数十名以上の面接講座を、2次試験の直前にやっても、合格に近づくことはできません。(正確に言えば、もともと合格しそうだった人が合格し、もともと不合格になりそうだった人が不合格になるだけです。)


この意味から、レトリカでは、直前講座は、4名と、徹底した超少数精鋭での講座にしています。

今年こそは、教員採用試験での合格を勝ち取りたい方は、是非、レトリカの直前講座を受講してください。

レトリカの直前講座は、「不合格を合格に変える」力があるはずです。

レトリカの直前講座は、「不可能を可能にする」力があるはずです。

勇気を出して、自信をもって、今年こそ、教採合格を確実に勝ち取りましょう!

直前講座の詳細とお申し込みは、こちらから!

https://airrsv.net/rhetoricalesson/calendar/

まだ、定員の空きは十分にありますので、是非、お早めにお申し込みください!


河野正夫
レトリカ教採学院

いいなと思ったら応援しよう!