教員採用試験の面接の練習方法が,「無難」で,「平均的」で,「標準的」だと,大失敗しますよ!
今日のブログでは,教員採用試験の面接の練習方法が,「無難」で,「平均的」で,「標準的」だと,大失敗するということをお話します。
日本人は,無難で,平均的で,標準的なものを好みます。
教員採用試験の面接対策講座や面接対策本を見ても,基本は,無難で,平均的で,標準的なものです。
「志望先の教育施策に触れること!」
「講師経験で学んだことを語ろう!」
「頑張ったこと,ボランティアなどの話を,こんな風に!」
「短所は,短所に見えて,長所にもなることを!」
「答申や指導要領にも,触れておこう!」
こんな指導です。
そして,それに追加して,ノックの仕方,お辞儀の仕方,椅子への座り方の指導など。
これらは,パフォーマンスの指導でも,レトリックの指導でも,イメージ戦略の指導でもありません。
指導者が知っている美学を,科学的根拠なく,吹聴しているだけです。
無難で,平均的で,標準的な指導で,仮に,すべての受験者が,同じようなことを語り,同じような表情で,同じような仕草なら,どんな結果になるか,考えてみたことはありますか?
教員採用試験の2次試験(3次試験)の面接で,みんなが,無難で,平均的で,標準的な語りに徹したら,結局のところ,合格するのは,次のような人たちです。
メインストリームでブランド大学の卒業生。
若い大学生か,若い講師。
一見すると不利なバックグラウンドがない人。
ルックス・イメージが良い人。
経歴・学歴が標準的で,一抹の不安を感じさせない人。
圧倒的な能力・学力がある人。
はっきり言っておきます。
全員が無難で,平均的で,標準的であれば,そこには,ゲームチェンジャーはありませんし,一発大逆転もありません。
もともと誰が見ても合格しそうな人が合格し,もともと合格しそうにない人が不合格になります。
現状での,面接指導は,合否の一般的な予測を固定化する効果しかないのです。
合否の一般的な予測を固定化するというのは,合格しそうな人が合格し,不合格になりそうな人が不合格になるということが,そのまま固定化されるということです。
無難で,平均的で,標準的な面接指導には,意味はありません。
だから,本当に申し訳ないのですが,学生さん同士や,講師の人同士の,面接の勉強会には,「場慣れ」以外の効果は,ほとんどありません。
また,職場の管理職からの面接指導も,無難で,平均的で,標準的であることがほとんどですから,「場慣れ」以外のなんの効果もありません。
生意気な言い方で,本当に申し訳ありません。
でも,真実なんです。
無難で,平均的で,標準的な面接指導であれば,教員採用試験の合否は,その指導の前後で変わりません。
指導前の合否の事前予測のままで,実際の本番で,合否が決まります。
指導になんの効力も効果もないのです。
面接の指導は,戦略的でなければいけません。
戦略的な面接の指導とは,受験者個人個人にとって,最適なものでなければいけません。
その人の年齢,性別,経歴,職歴,学歴,ユニークなバックグラウンドで,面接の戦略は,全く違います。
ある人が合格した面接戦略は,他の人に適用することは,難しい場合が多いのです。
ですから,河野正夫が指導する面接講座は,たとえ,集団講座であっても,個人ごとの戦略を重視します。
面接の在り方を講義するのではなく,一人一人の受験者が合格する合格戦略を伝授します。
何度も何度も,言っていますが,面接で合格する戦略は,医師の診断や,弁護士との法律相談と一緒です。
あなたの病状を診察し,あなたの法律問題をコンサルティングした上で,必要な治療や,法的な対応を取るのです。
一般的な健康セミナーや,法律セミナーを聞いても,何にもなりません。
あなたの病気が治り,あなたの法律問題が解決しなければ意味がないのです。
でも,多くの教員採用試験の対策講座は違います。
結局は,学校教育の延長,あるいは,類推です。
指導している講師も,ほとんどが,元教員や,元校長といった人たちです。
学校教育の言説(ディスコース)から逃れられないのです。
だから,全員に同じようなことを言います。
そして,あとは,自分たちで練習しろ!とか,自分で考えろ!と突き放します。
河野正夫は違います。
河野正夫も,大学教授や,高校教員を経験しましたが,河野は,もともとは,選挙プランナーであり,コンサルタントであって,当選を請け負う,成功を請け負うという仕事をしていました。
学者&教育者の側面もありますが,企画を成功させるプロフェッショナルでもあります。
無難で,平均的で,標準的な面接対策ばかりしていると,確実に,平凡に埋没します。
たとえ,平凡に埋没しても,あなたが,もともと,有名大学の出身者で,ものすごい能力があり,メインストリームで,一見すると不利な経歴がなければ,高い可能性で合格します。
そういう人は,そもそも,面接対策は必要ないかもしれません。
でも,今のままでは,不合格になりそうな人は,ゲームチェンジャーでないと,一発大逆転の戦略がないと,必ず,不合格になります。
学校教育の呪縛とは恐ろしいものです。
先日,複雑なバックグラウンドがあり,一見すると不利な経歴を持っていて,出身大学も有名大学ではない人が,私(河野)に相談され,「面接については,一人で頑張ってみます!」とおっしゃいました。
特に,河野の講座やレッスンを受けろということではないのですが,そんなバックグラウンドや経歴で,一人で頑張っても,確実に不合格になります。
ガンを自分で治療しようというようなものです。
複雑な裁判を自分で弁護しようというようなものです。
ガンや裁判なら,絶対に,医師や弁護士に相談しますよね。
でも,教員採用試験の面接なら,自分で大丈夫!と思うのですよね。
これが,学校教育の言説の恐ろしいところです。
でも,ご安心ください。
もともと合格しそうな方,素晴らしい経歴・学歴・職歴で,不利なバックグラウンドがない方であれば,基本,何もしなくても,教員採用試験の面接は,高い可能性で合格します。
もちろん,ルックスやパフォーマンスやレトリックは重要ですが,あり余るハロー効果があれば,自分で少し,面接の練習をすれば,そのくらいで大丈夫です。合格するでしょう。
しかし,そうでない方は,一人では無理です。
というか,あなた自身が一番,そのことをわかっているはずです。
これまでもずっと不合格になってきたわけですし,来年も不合格になりそうだと不安なはずです。
それでも,また,自己流でやるんですか?
それでも,無難で,平均的で,標準的な面接指導に甘んじるんですか?
と,心配になってきます。
とは言っても,河野正夫は,自分の講座やレッスンを売ろうと思って,宣伝しているわけはありません。
河野正夫の講座やレッスンは,毎年,結構,マックスのキャパシティで埋まっています。
特に,河野正夫のレッスンは,試験直前には,超過密で,毎年,多くの方のお申込みをお断りしているくらいです。
私(河野)は,今日のブログ記事で,ただ,面接の準備の真実を申し上げているだけです。
何もしなければ,あるいは,無難で,平均的で,標準的な面接対策だけをしていたら,結局は,もともとの合否予想が固定されるだけだということを申し上げたいのです。
不合格を繰り返してきた人が合格するためには,不合格が心配な人が合格するためには,ゲームチェンジャーが必要なのです。
一発大逆転の戦略が必要なのです。
レトリカの8月期の直前講座や直前個人レッスンは,そろそろ,満席が出始めています。
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河野正夫
レトリカ教採学院