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ロードス島攻防記

 十代の頃、ロードス島戦記と間違って買ってしまったのだが、こっちも面白かった(あっちもよかったよ)。この本を読んで、塩野七海が好きになったし、世界史も好きになったし、歴史が好きなのかなと認識するきっかけになった本。
 第一章のタイトル、「薔薇の花咲く古(いにしえ)の島」、という文言が好き。
 聖ヨハネ騎士団とオスマン・トルコの戦いが、様々な視点、立場から書かれていて、読んでいると賢くなった気になる。そういうのも、小説の楽しさなんだな。


 

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