同棲していた部屋の鍵を返してきた。

直接会って渡すか、ポストに入れておくか迷ったが、今さら会ったとてどうなるわけでもないし、元彼の顔を早く記憶から消したいので会うのはやめておいた。

うーん…以前のnoteに「元彼のことを忘れたくない」と書いたけど、

離れてみたら「早く忘れたい」に変わったなあ…。さっさと忘れないと身が持たないというか、早く元彼の呪縛から解放されたいんだ。

これで本当にさよならだ。

帰り道、ヒゲダンのPretenderを聴きながら歩いた。我ながらドラマの主人公になったような気分だった。途中で涙ぐんだ。元彼の運命の人は私じゃなかった。あーあ、5年も付き合ったのになあ…。思い出が走馬灯のように蘇る。

別れを告げられて生きる意味を失った。なんで生きてるんだろう。なんでご飯を食べたり寝たり掃除したり働いたりして生活してるんだろう。生きたいなんて思ってないのに。

今日、買い物していて柔軟剤を手に取ったとき「生きたくないのになんで柔軟剤を買うんだろう…」と思った。だって生きる気ないなら洗濯しなくていいじゃん。もう全てを投げ捨てていいのに、投げ出せないのはまだ生きたいと思っている証拠なのか?

普通に生活できてるだけですごいです。小学生が出来て褒められるレベルのことが出来れば上出来です。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃなんて多くを望まない。ご飯食べられない、眠れないぐらい生活レベルが落ちたのにここまで戻ってこられたのがすごい!

人生の休暇期間、しばらく過ごします。


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