適度に光を取り入れて快適空間に!
住宅は、一定の自然光を取り入れることが建築基準法で定められています。
居室(継続して居住したり、作業する場所)には、採光のための窓が必要とされており、その窓は一定の基準を満たした大きさ(有効採光面積)でなければならないという決まりもあります。
こういった決まりもあるのに、なぜ日当たりが良い家、悪い家の差があるのでしょうか?
それは、有効採光面積が方角や隠蔽物とは関係ないことが原因です。
有効採光面積が十分なお家でも、北向きであれば日当たりが悪くなる可能性があります。
また、隣のお家や植物が日差しを遮ってしまうこともありますが、これらは建築基準法上の採光を計算する上では考慮されていません。
「有効採光面積が取れている=日当たりが良い」ではないということに注意しましょう。
他にも、新築時には日当たりが良かったのに、周りにお家が建って日差しが入らなくなったり、
人通りや車通りが多い道路に面した部屋に大きな窓をつけたが、防犯やプライバシー面でシャッターやカーテンで閉めっぱなしになってしまったなど、日当たりが悪いお家には様々な原因があります。
しかし、日当たりが悪いお家は、人に悪い影響を及ぼします。
・湿気が溜まってカビが発生しやすく、衛生面で問題がある
・日光が当たる時間が短いと、体内時計が狂って体調が悪くなったり、うつ状態になりやすくなる
・冬場に太陽光による熱が入らず、暖房などの光熱費がかかる
日当たりが悪いなと感じる場合には、リフォームで工夫をして解決しましょう!
やはり日当たりを良くするには、窓を増設する方法が考えられますが、ただ大きい窓を取り付けるだけでは、快適なお家になるとは言えません。
場所に合った窓のサイズや位置もしっかりと検討することが大切です。
例えば、大きな道路や隣のお家に面している所に窓を設ける場合、日当たりだけでなく、プライバシー面も気になります。
そういった場合は、間口が小さめの高窓を取り付ければ、プライバシーをしっかり守りながら、光を取り入れることができます。
高い位置に取り付けた方が、部屋の奥まで光が入るというメリットもあります。
また、日差しが一番入ると言ったら天窓が挙げられるかと思いますが、特に南側は日差しが入りすぎて、夏は部屋の中が暑くなりすぎてしまう可能性があります。
もし天窓を取り付けるとしたら、北側は直射日光が当たりにくく、適度に光が入るので、オススメです。
もちろん、日差しが入ることは大切ですが、光が入りすぎると、まぶしいと感じて逆にストレスに感じてしまうこともあります。
どの空間にどれくらいの光を取り入れたいかによっても、窓の取り付け方は変わってくるので、そこをしっかり考えましょう!
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