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ヒールの条件

前回のnoteで新日本プロレスにメインイベントを務められるヒールがいないと書いたが、決して素晴らしいヒールレスラーがいないわけではない。 先日行われた神宮球場大会を例にすると 神宮球場大会の個人的ベストバウトはヒールユニット鈴木軍リーダーの鈴木みのるvs鷹木信悟のNever王座戦だった。 鈴木は常に上から目線で相手を馬鹿にし、容赦無く相手を攻めまくる。逆にやり返されてマットに倒れ込めば何とも憎たらしい表情を浮かべながら這い上がる。 その姿は細部まで作り込まれたヒールとして

    • コロナ禍で見えた新日本プロレスの課題

      先日行われたのニュージャパンカップをロスインゴのEVIL が征した。決勝戦でロスインゴを裏切りバレットクラブに加入。その後の内藤哲也との2冠戦も征し、EVILがまさかの2冠王者になった。 誰も予想しなかったこの展開から自分が勝手に想像したことを記していきたい。 Evilは何故突然ヒールに転身したのか? そこにはコロナ禍で外国人レスラーが来日できない事情があると推測されるが、ヒールとなったEvilが見せるなんとも先の見えない表情から、より根深い新日本プロレスの課題が見えてくる