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小さな『アルルの丘』で遊んでみた

「アルルの丘」は、ドイツの著名なボードゲームデザイナー、ウヴェ・ローゼンベルクによって設計されたワーカープレイスメント型のボードゲームです。ゲームのテーマは、ドイツ北部のアルル地方を舞台にした農業経営で、プレイヤーは農場を発展させながら資源を管理し、得点を競います。

ワーカープレイスメントゲームとは、ボードゲームのジャンルの一つで、プレイヤーが自分の「ワーカー」(駒やコマ)をボード上の特定のアクションスペースに配置し、その効果を得る仕組みを持つゲームです。

牧歌的なアートワークが特徴の「アルルの丘」

ソロまたは2人用の対戦プレイが可能で、じっくりプレイ(だいたい1時間以上)を楽しめるゲームです。

農地の拡大、家畜の飼育、建物の建設、荷馬車を作って効率化を図るなど、様々なアクションを駆使して得点を稼ぎます。

この得点化までの豊富な選択肢と戦略性の高さが魅力で、擬似的な農業経営を楽しみながら、競争心をくすぐるとても魅力あふれる戦略ゲームとなっています。

ただこのゲーム…

とても広いスペースを必要とします。

ソロ用に展開した状態。快適にプレイするには横幅70cm以上は欲しいところ

「アルルの丘」に限らず、海外のボードゲームって遊ぶのに広いスペースが必要なものが多い気がします。

私はこのゲームが大変お気に入りでして、できればいろんなところで遊べたらいいのになぁとつくづく感じていました。

それこそカフェなんかでじっくりコーヒーを飲みながら遊べたら最高なんだけどなぁと思っていました。けど、いかんせんこのサイズなので、それはさすがに無茶というものでした。


な・の・で!


作ってみました。ミニサイズの「アルルの丘」を。

ミニサイズのアルルの丘

ちとわかりづらいので、従来のものと並べてみると…

スペース的に1/4ぐらいの小ささかな?

こんな感じ。

このサイズならカフェにあるテーブルでも遊べそうです。

いろんなタイル類もミニマム化
家畜コマの代わりに作った家畜トークンでゲームを管理する

ただ、小さくした代償として、タイルやカードに書かれている文字が小さいとか(老眼にはきちぃ)、コマが小さい(すぐ無くしそう)、などいろいろとプレイアビリティに支障がありそうなのですが…

指先にちょんと乗ったラウンドマーカー

…まぁ、一人で遊ぶ分にはこれで十分でしょう。(うん)

小さなマーカーとゲームボードはマグネットでくっつくように作っているので、ゲーム中どっかに吹っ飛んだりすることはありません。(たぶん)

これで、念願だった”カフェで「アルルの丘」をプレイ”することができます。(笑)

割と余裕に配置できた!

約5分ほどでセットアップ完了して、早速ソロプレイ♪

小さいながらもテーブルの上で農業体験ができます

もくもくもくと、約1時間ほど没頭して遊びました。

いやー、ホワイトモカを飲みながらプレイする「アルルの丘」は最高ですな。(笑)

いつもよりも優雅に遊べた気がしてとても満足な時間でした。


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