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【アズール】をソロプレイで遊んでみた

「アズール」は、美しいタイル装飾をテーマにしたボードゲームです。ポルトガルの王室タイル職人になり、壁面をタイルで飾ることを競い合います。美しいデザインとシンプルなルールながら、戦略性が高い点が特徴で、初心者から経験者まで楽しめるバランスの良さが光るゲームです。

このゲームは2〜4人用のため、ソロルールはありません。

ですがBGG(Board Game Geek)のサイトで、有志によって作られたソロルールがいくつか紹介されていたので、今回はその中から簡単に遊べそうなルールを選んでやってみました。

BGG(BoardGameGeek)は、ボードゲームに関する世界最大級のデータベースおよびコミュニティサイトです。ボードゲーム愛好者にとっての中心的なプラットフォームであり、ゲームの情報検索、レビュー、評価、コミュニケーションなど、多くの機能を提供しています。
https://boardgamegeek.com/


ルール自体は通常の「アズール」と大きく変わりませんが、紹介されているソロルールでは仮想の相手(ダミープレイヤー)とタイルを取り合ってゲームを進行します。

それではセットアップから見てみましょう。


ゲームのセットアップ

セットアップは2人プレイと同じです。ただし、プレイヤーボードは1枚だけ使います。

①工房展示ボードは5枚使用し、左から右へ1列に並べます。
②タイルを通常通り袋から4個ずつ取り出して工房展示ボードに配置します。
③スタートプレイヤーマーカーを床ラインの左端に置いたら、プレイヤーが先手でゲームを開始します。

セットアップ時のレイアウト


ゲームのプレイ

プレイは基本的に通常のルールと同じですが、「ダミープレイヤー」があなたと交互にターンを行います。

  • 通常のルールと同様に、もしダミープレイヤーが最初にセンター(中央)からタイルを取った場合、ダミーがスタートプレイヤーマーカーを取得し、次のラウンドではダミーが最初にプレイします。その後、センターにマーカーを戻してください。

  • ダミープレイヤーはスコアを獲得したり、壁を建てたりすることはありません。

  • 工房の提示フェーズでは、ダミープレイヤーが選んだタイルはすべて箱に取り除きます。

5ラウンドが終了し、バッグが空になったらゲーム終了です。


ダミープレイヤーのターン

ダミープレイヤーが取るタイルは、工房展示ボードにおいて、同じ色のタイルが最も多いセットです。もし同じ数のタイルセットが複数ある場合は、左側の工房展示ボードにあるセットを選びます。

この場合だと3つのオレンジ色のタイルが該当します
  • 工房展示ボードに2つ同じ色のタイルがある場合は、ランダムに2つのタイルを選びます。

  • 工房展示ボードに同じ色のセットがなくなった場合は、センターから同じ色のタイルが最も多いセットを選びます。もし同数のタイルセットが複数ある場合は、ランダムに選びます。

  • もしセンターにあるタイルがすべて単色の場合は、左端の工房展示ボードからランダムに1枚選びます。

  • もし工房展示ボードにタイルがない場合は、センターからランダムに1枚のタイルを選んでください。



プレイ感は軽めでサクサク遊べる

実際遊んでみての感想は、ダミープレイヤーの処理がとても簡単なので、自分の手番に集中できて良いですね!

ランダム処理については、サイコロを使って判定したりするなど、自分でランダム処理のルールを決めるやり方で十分だと思います。

結果、53点でした

このルールによる目標スコアは85点以上(ベストスコアは100点)です。

何度かプレイしましたが、これまでの最高得点は70点と、なかなか目標スコアに届かなくて難しいですね。

ダミープレイヤーの動きはある程度予測ができるものの、ランダム要素もそこそこあるので、完全に読み切ることはできません。

ですが、次に取られるタイルを見極めながらプレイする感覚は、実際にプレイヤーがいるかのように感じられて、とても楽しかったです。

他にもBGGではソロルールを紹介している記事がいくつかありますが、このルールほうが簡単だし、サクッとできるのでとても良かったです。


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