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バラン(3. 差動ライン編)
前回の同軸を2本使った差動伝送がダメなのかと思い、単純な導線でつなげることにした。写真を撮り忘れたのでちょっと合成しているが、2つのバランを作って、差動伝送路だけ単純に接続した。
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そして同軸側をネットアナに接続してS11とS21を計測した。
結果は
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とまたしても100MHz超で性能が全然でない。S11は4dBになる始末。反射しまくりで帯域内特性など問題がありすぎる。
全く分からない、で終わるわけにいかないので別の原因の仮説を立てた。
マイクロストリップラインが悪いのだと。PCBは1mmの厚みで、裏面には金属のGND面が貼ってあるこれが悪いのではないかと。【続く】