バラン(1.製造編)
人生で初めてバランを作った。データシート通りの特性がでない。格闘というほどでもないが思考錯誤を記録してみる。
バラン
バランというのは BALanced to UNbalanced(Balun)変換のことで、ダイポールのような平衡信号を同軸ケーブルの不平衡信号に変換する。
購入したバランはMini circuits TX1-1+だ。Core&Wireと言われるタイプのものだ。とても小さい。
内部の回路と接続方法は次のようになってる。
TX1-1はSMTになっていて、PCBの上にのせて、単に平衡ポートと不平衡ポートを同軸につなげるだけだと思った。
PCBをKiCadで設計し、P板ドットコムにお願いした。できたPCBはこれ。
基板の上にバランの部品と同軸コネクタを付けた。
これで何も問題ないと思っていた。