あれから12年、ACL初制覇時の対戦相手は今?(グループステージ編)
えータイトルのネタ思いついたのが10月。まだ地元のヒマワリが頑張って一輪咲いてるくらいには気温あったのにやろうとしてたらもう年末になってしまいました。ヒマワリなんて影も形もなくなりました。夏休み前の宿題の如く年明ける前にやっちゃいたいと思います。
ペルシク・ケディリ(インドネシア)
3-0(H)/3-3(A)
記念すべき浦和レッズACL初めての相手。ホームで手応え無さすぎてこれACL余裕では?と思ったらあうかで牙剥いてきた。ACLの怖さを知った瞬間である。
記憶正しければタリーさんが現役ラストゴールを決めた相手。ここから浦和の快進撃は始まったんですけどじゃあそんなペルシク・ケディリ最近名前聞かないなぁと思ったので例によってWikipedia先生とtransfermarkt先生駆使していきたいと思います。
ここで名前聞いて以降全く名前聞かなくなったのでタイトル欄を見てみたところ…
なんと去年3部まで落ちてました
去年3部優勝ということは今年2部ということで今年の成績を見たところ1部への昇格決定はしてるらしい。再興の兆しはあるようで。というか東地区西地区でリーグ戦やってそっからノックアウトステージとかになるようで。メジャーリーグ方式らしい。
今のところ選手は全て国内選手らしい。
そしてちょっと調べてたらインドネシア国内のリーグがとんでもない事になってたのでざっくり説明します。
なんと2011年にインドネシアサッカー協会の分裂抗争によりトップリーグが国内に2つ存在する異常事態が発生。さすがにFIFAも介入。2014年にやっと統合されたと思ったら2015年に同リーグにあるオーナーが複数チームを所持していたことが問題視されてインドネシアサッカー協会が1年間資格停止処分を食らってリーグどころじゃない騒ぎになり、2017年に現行のリーグが始まってやっと落ち着きを取り戻したらしいというトンデモ状態だった。
オーナー問題については三菱自動車が日産自動車に吸収された時に浦和サポもその可能性を体験したはずなので割愛。というかペルシク・ケディリだけでこんなに内容濃くなるとか聞いてないよ!!
シドニーFC(オーストラリア)
0-0(H)/2-2(A)
今や出場してはタコ殴りにされて散っていくオーストラリア勢だが当時GS最大の敵。アウェイシドニーには2、3000人のレッズサポが押し寄せてた。
当時アウェイ見ててあ、負ける。と思ってたら相手GKのポロリを永井が詰めてなんとか勝ち点1持って帰ってきてた。というか浦和さん無敗とはいえこの年のGSアウェイ全部引き分けなんです。
浦和と当たる前にキングカズがシドニーFCの選手としてCWC出場してたのであー!あのチームか!ってなった人当時多かったはず。実はこの大会がAリーグ初のACL参戦というメモリアルイヤーでその先陣を切ったのがシドニーFC。見事に2位通過でノックアウトステージへ。と言いたいところですが当時は各グループ首位のチームしか出れなかったので惜しくも敗退。
その後デルピエロが加入したり定期的にJリーグチームと対戦してるので日本でのネームバリューはAリーグトップクラス。今年フロンターレがGS6戦目のシドニー戦でついに点の取り方を思い出し他サポから最初からやれと総ツッコミだったのは記憶に新しい。浦和もACL2016で再戦し、この時は1勝1分で勝ち越しました。
↑実際シドニー行った時すごい羨ましかったですデルピエロ
上海申花(中国)
1ー0(H)/0-0(A)
今やじゃない方の上海になってしまった申花。
この年の上海申花GSは最下位で敗退したのに並行して行われたA3チャンピオンシップでは浦和、城南、山東を抑えて優勝した謎。
その後他の中国チーム同様外国人選手爆買いを上海申花も行いドログバ、アネルカのチェルシーコンビを揃えてみたり、グアリン、マルティンスという新旧インテル組を迎えたりなど男のロマンとも言える夢が溢れる補強を幾度となく行なってる。テベスに至っては欧州リーグをも凌ぐ世界最高の年俸を与えてました。
アネルカは色々と散々な事になりましたが。
テベスも試合当日にディズニーランド行ってたり勝手にアルゼンチン帰国してたりでしたけど
その後も3回ほどACLに出たものの毎回鹿島と水原とグループが同居し敗退するという悲しい事になってる。
↑チームの試合当日に上海ディズニーランドに現れたテベスさん
お腹空いてしまったのでGS編とノックアウトステージ編の前後編でお届けします。
こーはんへ続く(CVキートン山田)