経済の話。②
こんばんは。世の中は自粛モード。本日、仕事で梅田に行ったのですが、店がほとんど開いていませんでした。
客観的に見ていたのですが、この状況が3ヶ月程度続くとするなら、本当にどえらい数の失業者の数が生まれそうだなと思いました。
とにかく個々ができることをやりましょう。全部を自粛としてしまうと、本当に個人でやられているが終わってしまうので、予防をした上でなら外出もいいかと思います。
てことで、先週の続きです・・・
■市場社会の始まり
・市場社会=資本主義ですが、これが始まったきっかけについてです。
まず、何かを生産するためには必要な要素は3つあります。
⑴自然から採取する原材料。生産手段。経済学者の言う「資本財」
⑵「土地」又は「空間」生産が行われる場所
⑶製品に息を吹き込む「労働者」
これらが必要だと言われています。
また、世界が変わり始めたきっかけとしては、ヨーロッパにあります。ヨーロッパで造船が発達し、羅針盤が利用され、航海手段が改善されたことである。
前回の話に戻るのですが、ここまで経済が発展した原点とは、農業が発達したからである。農業ができたことで「余剰」が生まれるようになりました。この農業革命で生まれた格差は次に来る「産業革命」によって物凄い規模に拡大しました。
■なぜここまでの格差が生まれたのか
・なぜなのか?この答えはいたってシンプルです。
お金自体が目的ではなく手段だった昔から変わってしまったからです。でもなぜそうなってしまったのでしょうか。
それは、人間が利益を追求するようになったからになります。
分かりやすいものがあります。
人助けをするとします。これをするとお金は必要でしょうか。恐らく必要ないかなと。なぜなら正しいことをしたと言う満足感が『経験価値』になるからです。人を助けることによって心が温かくなりますよね。
次に、ローン契約の場合。借り手は貸し手にローン元本を何か加えて返済しますよね。この何かとは普通、金銭です。いわゆる利子というやつです。これが、『経験価値』から『交換価値』に変わったもの。つまり、利益を追求することで出来た商売になります。
■借金が無ければ利益は生まれない
・このタイトルは少々言い過ぎだと思いますが、的は得てるなと思います。やはりレバレッジをかけないと利益は生まれにくいですし、自己資金だけではやはり限界は来るんじゃないかなと思います。
つまり、市場社会において借金は欠かせないし、借金が生まれないと利益も生まれないです。利益がなければもちろん余剰もないです。
ただ、みんなが借金をしている中で不況がきてしまうと、誰も返済できなくなってしまいますし、以下のような事が起きてしまう可能性があります。
例)果物の値段が暴落している状態。
果物の値段が暴落しているため、農園主が借金を返済できなくなる。すると、たとえ人々がどれほど飢えていようとも、農園主は収穫した果物の大部分を廃棄しようと思うのが自然である。そうやって果物不足の状況をあえて作り出すことによって、価格を吊り上げようとする。
■市場社会が不安定である根本原因は2つある
・これも原因の元を深く辿っていくと、二つの特殊な「商品」の奇妙な性質に行き着きます。
それは、『労働力』と『マネー』になります。
*狩人の話
五人組の集団がいるとします。彼らはみんなで鹿を狙っています。だが、中々現れません。そんな中、うさぎはその辺にいます。
鹿はみんなで力を合わせないと獲れません。つまり、五人全員が鹿を仕留めたいと思う必要があります。
狩人達は他の仲間が皆、鹿狩りに集中している事と確信できれば、それぞれ自分も鹿狩りに集中できます。
全員が集中して、鹿を仕留めると信じれれば鹿を仕留める事ができます。しかし、反対に信じれなかった場合、仕留められません。
この話は「楽観主義の力」を示す例と同時に「悲観主義の悪魔的引力」を示す例になります。
つまり、成功には一人一人の協力だけでなく、一人一人が心の底から協力してくれるだろうと信じる力が必要になるといった話になります。
以上・・・
また、来週、それではgood-by👋
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