店長とスタッフの関係が
あんまり上手くいっていない
そんなお悩みの店長って
やっぱり多いんだよね
私が店長時代
スタッフによく言ってたことがあって
会社の人から
明日から
「店長をお願いします」
「チーフをお願いします」
って言われたら
「はい」って応えられるように
日々の業務は一つ上を目だして
やってもらってました。
スタッフはチーフの仕事
チーフは店長の仕事
そうすると
今その役割ではなくても
相手の仕事の内容や
責任を理解することが
少しづつ出来るようになってきます。
「わあ〜思っていたよりも大変なんだ」ってね。
人って実際にその役割にならないと
わからないことがあって
例えば
自分が子供の頃
親がうっとしく思えた
ことってありますよね。
実際自分自身に子供が出来て
はじめて、親の大変さや
愛情に気付くことが出来ます。
こういう
1つ先の役割を経験することで
スタッフはいろんなことを教えてくれる
チーフのことを敬うし
役割の大変さを知ることが出来ます。
チーフも同じく
店長になるための
準備期間として
少しづつ仕事や役割を理解していける。
私がアパレルを
やっていた時代って
どんどん商業施設が出来て
お店の出店ラッシュだったから
スタッフが育ったと思ったら
どんどん新店舗に送り出していました。
だからね〜
ちょっとスパルタだったんだけど
その役割になっても
その子が困らないように
ある程度の土台は持たせて
送り出したいって思っていました。
その立場になってみないと
大変さって
見えてこない。
どういう思いがあって
それをしているのかを
ちゃんと相手に伝えることも
とても大切です。
そして
同じ役割を長くやっていたり
職場環境の変化の少ないお店って
一見長く一緒に働いているから
チームワークが取れているように
思うんだけど
慣れることは
良い面も悪い面もあって
仕事が早く出来るようになると
手持ちぶたさになって暇になる
そうすると
長い時間同じ場所にいる
相手のことが気になりだして
良い面を見ることが出来たらいいんだけれど
相手の嫌なところばかりに
目が行ってしまう。
親しくなりすぎて
お店の閉鎖的な環境の中で
相手のことを思いやることが
出来なくなって
ほんと、雰囲気の悪いお店を
たくさん見てきました。
地方のお店になると
スタッフ間の異動が少ないから
メンバーの役割も顔ぶれも
ずっと何年も一緒
馴れ合いからの
緩さやだらしなさが出て来やすい
向上心のあるスタッフは
離職を考えたりする場合も
あります。
クリアランスが終わって
そろそろ夏休みを交代で
とる時期だと思います。
お盆前になると
秋物の立ち上げとか
慌しい時期になる前に
スタッフさんたちと
ミーテイングをすることを
お勧めします。
下半期から
ちょっと上を目指した
役割をお任せしてみるのも
いいかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?