私がエッセンシャルマインドを手に入れるまで―孤独な大学時代とアイデンティティの喪失―
前回お伝えしたように(「私がエッセンシャルマインドを手に入れるまで―幼少期編:100点じゃなきゃダメだった私―」)、私は幼稚園から高校まで女子一貫校というひとつの環境で「優等生キャラ」として信頼を築き、そこでは自分の居場所が常に確立された状態で過ごしてきました。
しかし、大学という新しい世界に飛び込んだことで、全く違う現実に直面することになります。
ということで、今回は非エッセンシャルだった私がどのようにして、もがきながら徐々にエッセンシャルマインドを手に入れてきたかの第二弾、大学時代のお話です。これにより、「誰にでもいつからでもエッセンシャルマインドは手に入れられるんだ」ということを感じていただけたら嬉しいです☆彡
🌑女子校という狭い世界から広い世界へ🌕
幼稚園から高校までは、15年間ひとつの女子校で過ごし、限られた環境の中で、人間関係を丁寧に積み上げてきました。いつも同じメンバーと関わり、長い間同じコミュニティにいることで、「信頼される自分」というアイデンティティが確立していたのです。
一方で、この閉ざされた世界は、私にとって快適でありながらも、新しい友人を作る経験や多様な価値観を受け入れるチャンスを奪っていたのです。
🌑新しい環境で自分を見失う🌕
大学に入ってから、私は初めて「多様な人々」の中で自分を見つける必要がありました。これまでの女子校生活とは違い、背景や価値観が異なる多くの人たちに囲まれ、それはとても刺激的なことでしたが、自分の土台の全く無い場所で私は一からどこに自分の立ち位置を見出せばよいのか、分からなくなってしまったのです。
友達の作り方すら忘れてしまい、どうやって自分を紹介し、他人とつながるのかが分からなくなり、結果として一匹狼のような存在に…。
授業もいつも一人で受け、休み時間は一人で過ごし、ランチも一人で食べることが多く、憧れを抱いて入ったはずの校舎で、いつも孤独でした。
常にクラスメイトに囲まれ慕われ、後輩によるファンクラブまであった中高時代とは全く異なる、孤独で不安定な日々でした。それまで「何でもできる優等生」として周りからも自分自身でもそう信じていた私が、この集団において、代表でも無い、優秀かもわからないという状態になり、突然、自分が何者であるのかさえ分からなくなってしまったのです。
🌑姉の敷いてくれたレールから脱線し、自分の道を歩み始めた瞬間🌕
高校卒業と同時に、私は初めて姉とは違う道に進学することを選びました。
姉が敷いてくれたレールから降り、自分で自分のレールを敷き始めた瞬間でした。習い事も、そして中高の部活すら同じコミュニティを選択してきた私でしたが、第二外国語を選ぶ際には、姉が専門にしていた中国語ではなく、韓国語を選択しました。この選択は、私が想像していた以上に深く私の人生に関わっていくことになります。
🌑少しずつ自分の色を見つける🌕
韓国語という新しい言語に触れたことで、私は初めて自分の独自の世界が広がる感覚を味わいました。
さらに、大学で言語学に魅了され、言語学ゼミにも所属することになりました。さまざまな授業を通して、日本語を深く見つめ直す機会が増え、日本語教師という仕事に興味を持つようになったのです。そして、一度は諦めて企業に就職するも、15年後に再び、大学時代に購入した教材を手に取り、日本語教師としての道を歩み始めることになるなんて、当時の私は想像すらしていませんでした。
また、高校3年時に生け花の師範を取得し、大学時代には、ボランティアで定期的に小学生達に生け花を教える機会もいただきました。
更には、家元発起の企画で韓国へ親善大使として渡り、生け花を広める文化交流を行ったことは、私の人生において忘れ難い経験となりました。
15年間、平日は制服しか着てこなかった私は、私服の選び方も知らないまま、センスのセの字も無い状態で大学生になりましたが、試行錯誤やアイデンティティの探求を経て、こうして少しずつ、外見にも、内面にも、自分の色を見出し始めました。サークルやアルバイト、ゼミなどを通じて後々まで繋がる素晴らしい出会いもたくさんありました。
🌑裸の私としての再出発🌕
高校までの生活と打って変わって、誰からも注目されず、人となかなか深くつながれず、自分のアイデンティティが崩壊していく感覚に陥った大学時代。「今までの私は、ただ環境に頼っていただけだったのかもしれない」と感じるようになり、自己肯定感が揺らぎました。
ただ、この孤独な大学生活が、私にとっては「自分を見つめ直す時間」となりました。
自分が本当に望むものは何か?
外部の評価に頼らず、自己肯定感をどう築いていけるのか?
その問いを探し始めることで、少しずつですが、私は自分の本質に触れることができるようになっていきました。
新しい学びや体験を通じて、私は「自分は自分でいいんだ」と少しずつ感じることができるようになりました。そして、「自分が何者であるか」を定義するのは、他人ではなく自分自身なのだ、ということに気づいたのです。
孤独で辛い時期でしたが、その時間こそが、私にとっての「再出発」の基盤を作る時間だったのです。人からの評価や期待に縛られることなく、「裸の自分」としてもう一度人生を歩み始める決意をした瞬間でした。
次回は、私の価値観をさらに大きく変えるきっかけとなった最愛の母とのことをお伝えしていきます。
🌑エッセンシャルダイアリー📔とは?🌕
私のように、自分自身との向き合いが却って自分を苦しめている人、或いは、もう一歩、勇気と自信を持てたら自身の力を思う存分発揮して社会で活躍したい!という方のために、私が穏やかで自分らしく笑顔溢れる毎日を送れるようになった、セルフリライアンススキルを再現可能な形で届けたいという想いで創ったワーク式のダイアリーです。
ぎゅぎゅっと28個のワークにまとめていますので、お月様がぐるっと一周するのと、ご自身の進化の過程をぜひ歩調を合わせて取り組んでみてください🌑🌓🌕このワークの順に取り組むことで、誰でもいつからでも、エッセンシャルマインドを手に入れることができるようになっています☆彡
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エッセンシャルマインドトレーナーReZA🌈
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