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最近ブロックチェーン開発にはまってます AWS/Azureのクラウドサービスちょいガチ…

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最近ブロックチェーン開発にはまってます AWS/Azureのクラウドサービスちょいガチ勢、たまにWebのフロント触ったり

最近の記事

クロスチェーンを見てみる ~TOKI② IBC~

概要は読んだけど、肝はきっとブリッジ部分の仕組み TOKIについてはIBCを掘ってみる 特徴1:IBCのマルチ・プローバー・セキュリティ前提として、相互運用性担保して、エコシステム発展させるためには標準規格(IBC)の採用が必要 ただ、IBCの中でもブリッジの方式にいくつか選択肢があり、それぞれ一長一短がある TOKIにおいては、運用コストが低い&一定セキュリティも見込めるTEEを採用しつつ、重要な取引の訴求的な検証においては ZK-Proofを用いる。このことで相互補

    • クロスチェーンを見てみる ~Chainlink CCIP② 手数料設定~

      前回やり切れなかった、CCIPの手数料設定についてドキュメントを読む 基本はソースチェーン上で固定の手数料を支払う LINK、ネイティブトークン、ERC20のラップドトークンが支払いに使える 宛先のコントラクトで設定した手数料が実際に支払った金額多い場合も払い戻しはない ※ここの仕組みは後述の内容を読んで確認 0.算出ロジックの概要(Billing Mechanism)所謂ガス代と、途中に関与するノードオペレータへの手数料を合算 fee = blockchain f

      • クロスチェーンを見てみる ~Chainlink CCIP① 概要~

        前回はTOKIのドキュメントを読んでみたが、次はCCIPのドキュメントを読んでみる https://note.com/reysol_techcon/n/n68a6d3ae82e2 1. アーキテクチャ概要トークンの転送に終始せず、ブロックチェーン間でのコントラクトのやり取りを実現するための仕組み 間にある3つのノード群のようなものの説明は後続であるっぽい 2. アーキテクチャ詳細不変のIFがあるため、実装者・利用者は安心して実装できる CCIP内部での処理(水色部分)

        • クロスチェーンを見てみる ~TOKI① 概要~

          最近、TOKIのテストネットがローンチされた ブロックチェーンのマスアダプションに必要な要素の1つであるクロスチェーンについて見てみる まずは件のTOKIについて、ホワイトペーパーを読んでみる 1. 仕組みの部分をまずは見るTransfer 単なる転送の他に追加で転送先のネイティブトークンを送ることも可能 ガス代や交換比率は変動するが、幅を設定可能 Pool それぞれの方向で流動性プールに資本を入れる 報酬は転送時に利用者が支払う手数料の一部(TOKI手数料)と独

        クロスチェーンを見てみる ~TOKI② IBC~

          クラウドマスターへの道〜AWS地方編②(プロフェッショナル2資格受験体験記)

          1. ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル(SA P) 受験時期:2020年9月頃 結果:3回目に合格 学習期間:約3ヶ月。 取得経緯: 2019年5月にソリューションアーキテクト - アソシエイト(以下 、SAA)取得後、全くAWS関係ないデジタルマーケティング系のプロジェクトに1年間参画しました(※SAA取得時の体験記も書いていますので是非 リンク)。 プロジェクト自体はやり切ったのですが、①自分の特性としてシステム面でのリードが得意であり(アーキテクチャ設

          クラウドマスターへの道〜AWS地方編②(プロフェッショナル2資格受験体験記)

          クラウドマスターへの道〜AWS地方編①(アソシエイト3資格受験体験記)

          0. AWS認定資格とはAWSサービスへの知識レベルを図るための試験で、汎用サービスに対して3段階の難易度が設定された6資格と、特定の領域についての知識がとわれる5資格の合計11資格が提供されています。 ※公式サイトから抜粋 AWS Certification はクラウドの専門知識を検証することで、専門家は需要の高いスキルを示し、組織は AWS を使ったクラウドイニシアチブにおいて効率的かつ革新的なチームを構築するのに役立ちます。個人やチームが独自の目標を達成できるように

          クラウドマスターへの道〜AWS地方編①(アソシエイト3資格受験体験記)

          それサーバレスでできません? 〜④LambdaからのRDSの利用

          本作業の目的 LambdaからRDSを利用する場合はRDSのアクセス接続数が上限に達してしまいます。そのため、データベースへの接続プールを維持するRDS Proxyといった機能を追加する必要があります。 ※RDS Proxyリリース以前はLambdaからRDSの直接利用はアンチパターンとされてきました。リリース発表時のインパクトは物凄い大きかったです、、 補足:RDSとDynamoDBの違い 「DynamoDB使えば問題ないのでは?」と考える方もいると思いますが、RDSとD

          それサーバレスでできません? 〜④LambdaからのRDSの利用

          それサーバレスでできません? 〜③Lambdaを使ったAPIのサーバレス化(Node.js)

          本章のゴールEC2上でホストされているAPI(Node.js)をLambdaとAPI Gatewayを使った構築に移行する。 使用するサービスは下記 ①Lambda ②API Gateway (以下CI/CDパイプラインに利用) ③Code Commit ④Code Build ⑤CloudFormation ⑥Code Pipeline 移行によるメリットそもそもの話ですが、S3でのサイト構築同様、サーバーレス構成にすることで金銭面と運用面でメリットが得られます。具体的な

          それサーバレスでできません? 〜③Lambdaを使ったAPIのサーバレス化(Node.js)

          それサーバレスでできません? 〜②S3でのSPAサイト作成

          本章のゴールEC2上でホストされているWebコンテンツ(Vue.js)をS3上での構築に移行する。下記サービスを利用。 ①S3 ②Amplify ③Code Commit 移行によるメリット前回(リンク)も記載した通り、サーバーレス構成にすることで金銭コストと運用コストでメリットが得られます。S3でサイトを構築する場合の具体的な部分を本章では説明します。 金銭面 サイトのホスト先をEC2からS3へ移行することで課金形態が変更されます。単純な比較にはならないですが、よほど軽

          それサーバレスでできません? 〜②S3でのSPAサイト作成

          それサーバレスでできません? 〜①サーバレスアプリケーションとは・採用する目的

          投稿の目的自粛期間から始めた、PaaS、CI/CD、アジャイルについての学習のアウトプットの一環として実施。 (備忘録としての意味合いが強いので、内容に誤りがある場合は、温かい目線で指摘いただけると幸いです) サーバレスアーキテクチャ(以下サーバレス)とはWebサービスを例にした場合、従来サービスを開始するには、サーバー(外側の箱)とアプリケーション(中身)を用意する必要がありました。 ①サーバーの用意(物理/仮想環境、オンプレ/クラウドを問わず) ②サーバーに必要なミドル

          それサーバレスでできません? 〜①サーバレスアプリケーションとは・採用する目的