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産後ダイエットと通常のダイエットの違い
出産から日が経ち、体調が落ち着いてきたら、「そろそろダイエット始めようかな」と考えるママさんも多いはず。
では皆さん、産後ダイエットを開始する場合、何から始めますか?
お腹周りが気になるから腹筋?それとも食事制限??
はい、それは大きな間違いです!!
赤ちゃんを育てるのが、ママの1番重要な役目。
母乳で育てるママにとって、食事制限は1番やってはいけないことです。
また、赤ちゃんのお世話をする上で、ママの体力も重要。
食事制限をしたら、ママの体がもちません。
では、いったい何からスタートするべきなんでしょうか?
ご説明していきますね!
産後ダイエットと普通のダイエットの違い
産後ダイエットと普通のダイエットは何が違うのか?
普通のダイエットにおいて、多くの人が掲げる目標は「体重を落として痩せる」というもの。
そこで代表的になってくるのが「食事制限」です。
「1食置き換えダイエット」や「ファスティング」など実践する方も多いはず。
特に若い女性がこのようなダイエットをするのをよく聞きますよね。
一方で産後ダイエットは「体型戻し」という言葉が使われるように、「産前のからだに戻す」のが目標となります。
出産でゆがんでしまった体を、出産前の状態に戻すということですね。
母乳育児をする場合、ママの食べたものがそのまま赤ちゃんの栄養となります。
過度な食事制限は母乳の出を悪くしてしまう可能性があり、大切な赤ちゃんに栄養を届けることができなくなってしまうので絶対にやっていはいけません。
産後ダイエットの基本
産後ダイエットを行う上で基本となってくるのは次の3つです。
・正しい姿勢
・ゆがんだ骨盤のケア
・妊娠中に衰えた筋肉を元に戻す
正しい姿勢
妊娠してお腹がどんどん大きくなってくると、ママの姿勢も変わっていきます。
反り腰や猫背になり、ガニ股で歩くような姿勢になっている妊婦さんを多く見かけませんか?
この姿勢は赤ちゃんを出産したからといって、すぐに治るものではありません。
この姿勢を産後なるべく早く改善していかないと、肩こりや腰痛の原因となるだけではなく、痩せにくい体質になってしまう可能性も…
姿勢をよくすると全身の筋肉が使われるため、体は運動している状態となります。
姿勢を正しくすること自体がダイエットになるのです。
ゆがんだ骨盤のケア
妊娠するとホルモンの影響で骨盤が変化し始めます。
骨盤は体の土台のため、その骨盤が広がり姿勢が崩れると、痛みや不調の原因にもなってしまいます。
骨盤がゆがんだままだと姿勢も悪くなり、いくら体重を減らしても元の体型に戻ることは難しいといわれています。
ママは赤ちゃんのお世話をする上で、授乳やおむつ替えをするときに、前かがみになる姿勢が多くなりますよね。
横座りをしたり、ソファに腰かけるとき、足を組んで座っていませんか?
こういった姿勢は骨盤をゆがみやすくするといわれています。
妊娠中に衰えた筋力を元に戻す
産後、とくにケアをしなければならない筋肉が2か所あります。
それは腹筋と骨盤低筋群です。
この二つの筋肉は妊娠中にお腹が大きくなったことにより引き伸ばされ、ダメージを受けています。
骨盤底筋は骨盤の下にある筋肉で上半身を支えています。
この筋肉がゆるむと尿モレの原因や、お腹のたるみの原因に…
骨盤底筋群を鍛えることは体のゆがみを整え、下腹ぽっこりの解消にもつながります。
私はヨガを継続して行っていますが、骨盤底筋群に効くヨガをよくやってます。
お腹やお尻の引き締めにもなるし、簡単にできるのでおススメですよ。
まとめ
普通のダイエットと産後ダイエットの違いについてお話しをさせていただきました。
ポイント
・普通のダイエットの目標は「体重を落として痩せること」
一方、産後ダイエットの目標は「産前の体に戻すこと」
・産後ダイエットにおいて、過度な食事制限は絶対にNG
赤ちゃんに母乳を通して栄養を与えられなくなるだけでなく、ママの体力も持たなくなる
・産後ダイエットにおいて重要なのは
「正しい姿勢」「骨盤のケア」「筋力を戻す」こと。
産後のからだの状態をみながら、無理のないペースで始める。
間違っても、お腹が気になるからと言って産後すぐに腹筋に取り組んだりしないでくださいね!(帝王切開の傷が痛くて無理だと思いますが…)
逆効果になりますよ!
まずは体に負担のかからない骨盤ケアや姿勢のケアから始めましょう。
コツコツ続けることが産後ダイエット成功のカギであり、下腹ぶよぶよのおばさん体型になることを防ぐこともできるのです。