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先生にメールしてみた!

昨日、娘の担任の先生にメールをしてみた。この前の記事に書いたように、どうやら娘の学校はかなりアナログらしいという様子がわかったので、オンライン授業をスタートするにあたって、いくつかの可能性があるのではないかと考えたからだ。

可能性1 先生がた全てがアナログである ー 伝統ある私立なので、先生がたも長年その学校で教えていらっしゃる方が多いかもしれない。職場全体がアナログだとしたら、全体的にデジタルIQが高いとは言えないかも。

可能性2 どの先生がたもオンライン化したいとは思っているけれど、今、目の前の問題に追われて、どうやっていいかわからない。

可能性3 一部の先生だけデジタルIQが高い ー 決定権のある先生とのデジタルに対する認識のギャップで、オンライン化を推進しにくい状態かもしれない。

以上のことをふまえて、私が娘の担任の先生に書いたメールはこんな感じ。

○○先生                                 お世話になっております。
休校中も、先生方は懸命にお仕事をしてくださっていることと存じます。
本当にありがとうございます。                     
先生方はもうすでにオンライン化にむけて、早急な対応をされていらっしゃるとは思いますが、もしもお役に立てればと思いご連絡させて頂きます。       
オンライン化にあたり、ご家庭によっては、デバイスやWi-Fi環境などの問題もあるかもしれませんが、GoogleがChromebookを学校単位で無料貸与してくれるという情報を得ましたので、ご参考までに送ります。
https://edu.google.com/intl/ja/distance-learning/?modal_active=none&fbclid=IwAR2wY77daLpfJBQk1xhvzF95g-RoxmnzcCNWYesNr0319T84ugU7v-rsZwA               アメリカの娘の学校では、Google classroomなどで、課題を出されたり、提出したりと、とても便利に使っておりました。                  こうした提供はすぐに申し込みが殺到すると思われますので、失礼ながらメールにてお送りさせて頂きました。
それから、4/30まで、Zoomの500名まで対応可能なウェビナー機能が、
教育機関に無料で提供されるサービスもあります。
https://www.ctcsp.co.jp/information/products/20200303_092953.html Zoomでのインタラクティブなやり取りは、子供たちのメンタルケアにも必須だと思われます。
子供たちは、先生ともお友達ともいきなり引き離されてずっと家で過ごしているのですから、せめてZoomででも、つながり合うチャンスを作って頂けたらと思います。           
Zoomを使い、10名ずつのグループに分けて、先生とお友達とのミーティングに使っている中学校もあると聞きました。                    私も仕事でZoomを使いますが、インタラクティブに使用する場合、あまり人数が多いと大変なので、少人数に分けて使うというのは、子供向けには良いアイデアかと思います。

少しでも先生がたのご参考になればと思い、僭越ながらご提案させて頂きました。お手数ですが、このメールを○○先生(責任者の先生)にもお目通しいただけますようお願いします。
おいそがしいところ、ご検討いただけますことに感謝いたします。       神谷玲衣


最初に書いた、可能性1と2の、先生がた皆さんがアナログ&忙しすぎて、何から手をつけていいかわからないという場合、まずは手始めに取り込みやすい無料の方法をお伝えしてみた。

これはGoogleやZoomのサービスが無料ということが大きなポイントで、「経費の問題でできません」という事がなくなるので、出来ない理由が一つ潰せる

その後の手厚い導入サポートもあるので、やり方がわからないという問題も軽減されると思う。これで、出来ない理由が二つ潰せる。

あとは実際に他の学校がZoomを使ってもうすでに授業をしている例を出して、どうやったら学校として使いやすくなるかをお伝えしてみた。これで出来ない理由が三つ潰せる。

それから可能性3の、オンライン化したい先生はいるけれど、トップの判断で推進出来ないという状況だった場合、私のメールを見せる事によって「ほら、こんなに保護者からも要望があるんですよ」という後押しになればと思う。これで出来ない理由が四つ潰せる。

もちろん、もしも担任の先生や学校全体が「オンラインなんて面倒だからやりたくない派」だったとしたら、こんなメールは迷惑以外の何ものでもないだろうけれど、もしも先生がたも推進したいと思ってくださっているのなら、保護者としては何でも協力したいという思いをお伝えしたかった。

今回の学校閉鎖では、学校も先生がたも、本当に対応に四苦八苦されていると思う。だからこそ、保護者の側も出来る事はなんでも協力して、共同戦線で解決していかなければ何も進まない。

何か問題があると、どうしても対立構造になりやすいのは人間の常だけれど、表立って行動しないで、陰で学校や先生に文句を言っているだけでは何も始まらない。保護者として、文句ではなくて(ここ、絶対大切!)前向きで建設的な意見は、どんどん先生や学校に伝えたら良いのではないかと思うけれど、先生、どうでしょう?


http://chng.it/J8jhgHVY

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