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小中学生が普段からできる算数・数学の勉強のやり方について
こんばんは、Reyです。
算数・数学は積み重ねで、
これまでのことを使って学習します。
口では簡単に言えますが、
実際に安定してできるようになるのは
しんどい科目ですよね。
今回は私が学生時代に
高得点・好成績を維持することができた
算数・数学の勉強について
意識や考え方をお話していきます。
算数・数学に必要な力
算数・数学に必要なのは3つあります。
①基礎的な計算力
足し引きかけわり、分数、小数、()のある計算
②想像力
時計や表などの計算以外の問題、文章問題など
③応用力
これまでの知識を合わせ考えることができる
一番重要な計算力について
どれも重要な力ですが、
一番重要な力は①の基礎計算だと考えています。
計算力さえあれば、
どこの学年からでも
本人次第で取り返すことができます。
実際、私自身も勉強につまづいていた時期がありました。
それでも、計算力だけはある程度持っていたため
取り返すことができました。
計算力の目安は、
10問ほどの計算問題が15分以内に解けていて、
(例:分数の掛算だけを集めた10問が15分で解ける)
80~90点以上取れていればいいと思います。
100点でなくても大丈夫です。
ただ解き方を分かっていない場合は、
学校の先生や塾の先生に教わりましょう。
練習の仕方としては、
教科書の練習問題や百マス計算、
インターネットにあるドリルで
練習します。
②想像力
時計や表の問題などの計算以外の単元、
それと文章問題の部分がこれに当たります。
こちらは日常生活の過ごし方が大きく作用します。
というのも
日常生活の多くの場面で、
算数・数学の内容(特に算数)は存在しているからです。
時計はもちろん、図形は家具の形、
長さや重さはすべてのものに関わっていて
買い物では計算があります。
文章問題はそれら日常生活の内容を表した問題が多いです。
なので、どれだけ日常生活に関心を持てているかで、
算数・数学の計算以外の部分が解きやすいかも変わってきます。
最近はアナログ時計が読めないという子どもが多いのか、
時計についての相談をよく受けます。
「針を動かしてみて」
とお願いしても
「動かし方分からない」
と言われます。
おうちにアナログ時計がないらしく、
針の動きを知らないんです。
私が小さいころは、
「時計の長い針が4を指したら教えてね」
とか
「15分後にお風呂枠から入りなさいよ~」
などと言われたら時計を見て針の動きを想像していました。
そのように日常生活から見ていることで、
時計の針の動きなどがイメージできる。
それを日頃から訓練しておくことで、
学校などでも解けるようになる。
こういう流れが、
想像力を成長させるものだと思います。
文章問題も同じで
例えば買い物の問題や、
友達と食べ物を分ける問題なども
実際にその文章を自分の頭でイメージできるかどうかで
理解力が大きく変わります。
そういう部分を育てるのは
日頃の生活で友達や家族と話をしていたり
買い物に行ったりしているかという
生活の部分も大きく関係していると考えています。
日常生活で勉強だとかしこまらずに自然体で経験したことを
学校で改めて考える。そうして経験したことを思い出し、
身についていきます。
学習している内容を保護者が知っておくことも重要です。
習ったことが、日常生活に関わる場面で
声掛けをすることが大事になります。
③応用力
このチカラは
ここまでの①基礎の計算力・②想像力がついていて
ようやく発揮される部分です。
多くの保護者は
子どもがまだ①の基礎の計算力もついていなかったり、
②の想像力の単元で手こずっているのに、
その先の応用力を求めることが多いです。
冷たい言い方に感じてしまうかもしれませんが、
焦っても応用力は身に付きません。
①・②がそれなりに育っていないと、
応用力までつながることは少ないです。
なので、焦らずまずは①・②を磨いてほしいです。
練習問題で安定して計算で80~90点を取れるようになって
日常生活を通して想像力を養ってください。
すると応用力がついてくるようになります。
解ける問題が増えてきます。
すでに①・②は十分あると思う子は、
教科書や問題集の応用問題の部分を
ゆっくり1問ずつ丁寧に解いてください。
子どもがわからない部分で
保護者が教えられそうにない時は、
どこが分からないのか印をつけて
学校や塾の先生に教えてもらうように
子どもに声掛けしてください。
そして、聞いてきた内容を確認するまでお願いします。
子どもから学校や塾で習ったことを教わってください。
そうすることで子どもの理解の定着によりつながります。
まとめ
〇算数・数学に必要な力は3つ
① 基礎の計算力
② 想像力
③ 応用力
〇基礎の計算力が一番重要
基礎の計算力があり、想像力を使って、
応用問題につながる。
いかがだったでしょうか。
算数・数学の勉強についての話でした。