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隠キャの独り言

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辛かった時や苦しかった時など、陰キャの私がストレスを感じた時に湧き上がって来るものを文章にしました。
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#インキャ大学生

虚偽の友

まずは疑問提起から。 友達とは何か? どこからが友達でとこからがそうでないのか? 消しゴム貸してくれたら?何度か会話したら?共に遊んだら? やはり中学生は人生で初めにぶち当たる人生の転換点というか難所というか、この時期は難しい。 “成長”という厄介者がついてくる。 小学生の時はなんの重み(肉体的・精神的なありとあらゆる重み)無く過ごしていた。 ”友達”と呼べる人たちとたくさん遊んだしたくさん話した。 しかし中学生になり他小学校出身の人達と無理やり一緒にさせられ

私は仕事ができない人間である

学生生活において避けては通れない行事として文化祭がある。 無論私は嫌いである。 そりゃ確かに自分のシフトがある(存在認知される安心感)、土・日を潰してまでやりたくないということもあるが、なんといってもその準備である。 (話がそれてしまうからあまり深入りしないが、自分のシフトでない時間帯は家に帰るわけにもいかず共に行動するクラスメートもいやしないから、一日中休憩スペースの椅子に腰を下ろしもっぱら読書やスマホゲームに浸るだけであった。) 文化祭ともなると学校全体をあげての

教室で先生の差し入れにソワソワする隠キャ

主に体育祭など何か大きめの学校行事が終わると、よく先生が差し入れとしてクラスでお菓子やアイスを配ることがある。 それに対しただ素直に感謝や嬉しみを感じ、当たり前のように席を立って前に取りに行く周りの人たち。 私にはできない。 自分が取りに行くタイミングになっても何故だか足が動かない。 立ち上がろうとしない。すなわち素直にもらおうとしない。できないのだ。 私は落ち着いて周りの様子をうかがってみる。 ちらほらいるのである。私と同じように取り行こうとせず頑なに座っている