今だから言える話 part.1
どうもご無沙汰、国木田です。
本日は今だから言える話、自分が経験した地獄。
チャーハン&ミルクティー事件についてお話しします。
私が中学の頃、遠足がありました。飯盒炊爨でご飯を炊いて、とか協力して何かをする、よくある定番のやつです。
自分たちの班はチャーハンを作ろうとしていました。まぁ当然のことながら中学当時の私には料理の「り」の字も知らないど素人。誰でもできそうな雑用をするしかなかったのです。
このとき、いや数日前に私は気付くべきでした。正しい判断で班を導ける人がいなかったことを。行かなきゃよかったなと今でも思ってます。
女子が班を支配することはよくあること。自分がいた班もそうでした。
買い出しも自分の意見は通らず。飲み物はお茶や水かと思いきや、ミルクティー。
運悪く班は女子の方が多く、多数決では負けます。
ここで渋々従ったことを今でも後悔しています。
そして当日、ご飯を炊けたのはいいが、チャーハンの素を入れるかどうかで言い争いになりました。
セオリー通りに作ればチャーハンはできる。
そんな自分に女子たちは「そんなもの入れなくてもチャーハンはできる」とか言うわけです。
調味料も使わず、卵だけで何とかできるわけないでしょうよ……。
多数決を棚に上げ、強引に押し切った女子たち。結末は悲惨なものでした。
ご飯はただの卵かけご飯。チャーハンとはかけ離れた何かがそこにありました。
少し救いだったのは、チャーハンの素を少しかけたものも用意していたということ。わずかだが、それはチャーハンでした。
飲み物はというと、ミルクティーのみ。当時の自分の口に合うはずもなく…。
他班に頭を下げてお茶や水の飲み物を貰いました。
それ以来、ミルクティーは大嫌いになりました。あの飲料に罪はないですけどね。
あの日食らった、チャーハンとミルクティーのダブルプレー。
1人になったときに空を見上げて息を吐き、こうボヤいた。
「……世の中クソだな」
以上、私が経験したことを思い出しながら書きました。
少々の記憶違いあるかもしれませんが、他に当時を知る人は自分以外いないでしょうね。
……こんな10年ほど前のことを覚えているのは自分くらいでしょうから。