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【ふーみん】コラム_005 辛いことがあったときの対処法

先日、友人から「大切な人を失った」との知らせを受けました。

別れはいつか来るものとはわかっているつもりでも、実際に味わうとひどく辛いものですね。

悲しみ・後悔・戸惑いなど強く複雑な気持ちがごった返して混乱してしまう中、また日々の生活に戻っていく、あるいは新しい生活を始めていかなければならない、その苦労は察するに余りあるものだと思います。

私も父が亡くなった際に、変わる生活に対応しきれず休職に至った経験があります。そこから立ち直れたかというと未だ道半ばという感じですが、ここまでの気持ちの整理について、感じてきたことを綴ってみたいと思います。

※ふーみんの持論なので、参考程度にしていただけるとありがたいです。

自分の気持ちを書き出してみよう

 気持ちが混乱したまま物事を検討しようとすると、バランスのとれた考え方ができず、偏った考え方に陥りがちになってしまいます。
 一人の場合は、紙に書き出してみましょう。ノートにまとめても良し、チラシの裏に殴り書きでもいいと思います。書くことでアウトプットでき、書いたものを見て自分の気持ちに改めて気付くこともあるでしょう。

頼れる人を探そう

 自分で何でも解決しようと思う方もいると思いますが、私はそれが大きな負担になり身体的・精神的に調子を崩す結果となってしまいました。その後に支援してくれる方々と出会い、直接的な支援はもちろん、愚痴を聞いてもらったり、日常を一緒に過ごしてくれる方がいるということが大きな助けになったと感じています。
 「負担をかけるのが申し訳ない」という気持ちを持っている方は、専門的な相談機関を調べるなどして、いろんな人を頼ってみましょう。相談したい内容を分けておくことで、体調は主治医・悩みは相談員・愚痴は同僚・遊びは友達……のように、特定の方にかける負担は軽くなります。

自分を許してあげよう

 「自分で何でもしなくては」「自分一人でなんでもできる」と思いこむことは、自立ではなく、孤立ではないでしょうか。生きている限り、誰かに迷惑をかけてしまう事もあるでしょう。自分が元気になるために手を貸してもらい、やがて自分が元気になれた時に、そのとき周りで困っている誰かを助けられれば良いと思います。
 今すぐできなくてもいいです。
 これからできるようになっていきます。
 
将来必要なタイミングで、できるようになっていればいいと思います。

おわりに

心の傷が癒えるためにはきっと時間が必要です。
それまで、ゆっくり体と心を休めましょう。
少し元気が出たら、無理せずゆっくり新しい生活を始めていきましょう。

辛い経験をされた方は、人に対して優しく気配りができる方だと思います。
かえって、それが自己犠牲になってしまう方もいるかもしれません。
まずゆっくり自分を満たしてあげましょう。
そうすることで、あなたは自然と周りの人の力になれるでしょう。
カラフルで様々な人を見ていて、そう感じさせられている今日この頃です。

※6/9修正:タイトルを変更しました。

ハンドメイドのイベントで見つけた、優しい雰囲気のボトルカバー。
自分を元気にしてくれるものを見つけましょう。
俱利伽羅不動寺の紫陽花です。
雨の季節に綺麗に咲く花もありますね。