スタイリストの仕事ってコーディネートじゃないの?
こんにちは。
ReWardrobeのスタイリスト川村です。
スタイリスト歴は今年でなんだかんだ14年になりました。
間に、妊娠出産があったり、
結婚して一旦スタイリスト事務所を辞め、
収入の安定と勉強のためにプレスのバイトをしてみたり、
服飾専門学校のスタイリングの講師をさせていただいたり、
旦那の転勤で急遽大阪へ行くことになったり、
そんなことをしながらもスタイリストとしての軸を持ちながらなんとかかれこれ14年。
テレビ、雑誌、CDジャケット、CM、ドラマ、プロモーションビデオ、ミュージックビデオ、舞台、報道、コンサート、イベント登壇、戦場ロケ(?)、コレクション等…
今までいろんな場面で必要としていただき、スタイリングを提供させていただきました。
戦場ロケと聞いてびっくりされた方もいらっしゃるかもしれませんが
これはジャーナリストさんが戦場に行く際の服を選んだ時の話で
軽さ、ポケットの数、丈夫さ、手入れの楽さ(←ロケに同行しないため。戦場なので。)など、
「かっこいいからこれを着てください」ではない、様々な点を配慮しながらの服装選びでした。
また、CMでは役者が大雨の中、走りながら飲料水を飲んでいるシーンでどうしてもフードパーカーのフードが脱げてしまい、カメラが回っていない側(役者の右顔側から撮っていたので、左側)のフードに穴をあけ、そこから見える役者の髪の毛を小さくお団子を作り(←ヘアメイクさんが)その穴からヘアピンを刺し、髪の毛とパーカーのフードを走っても脱げないように固定したり、などという事もありました。
スタイリストの仕事は服を選ぶ事だけど、コーディネートだけでは無いのです。どんなシーンで、何が最適か、そんな事も配慮する点の一つです。
戦場ロケでのスタイリングの際に配慮した点と、
同じ着用者さんですが、その後のスタジオ収録で配慮した点は違います。
着用者の方はその番組では司会で、フリップや大画面モニターもたくさん見ながら説明をされる方でしたので、腕をあげても窮屈になりすぎない程よいゆとりと、長時間収録の中で重すぎない服。司会という立場に相応しいピシッとしたスーツ、内容に合う色のネクタイ、チーフ。
同じ方へのスタイリングだから同じことを配慮するわけではありません。
どんなシーンで、その服を使っていくのか。
そしてそのシーンにおいてどういう風に見せたいのか?
そんな風に考えながらコーデを組んでいきます。
これはパーソナルスタイリングにも同じことが言えるのですが、
一般の方をスタイリングする際には、
どんな日常やどんなシーンでその人が着用し、どう見せたいのか
を考えます。
でもパーソナルスタイリングすると「どうなりたいですか?」が明確でない方がたくさんいらっしゃいます。
「うーん、特にわからなくて。似合うものってなんですかね?」と聞かれます。
確かに「どうなりたいですか?」の問いは大変難しい。
広すぎるんよ。
どうって何よ。何について聞かれてるかもう混乱やわ。
おっと。思わず関西弁に戻ってしまうくらい、私自身、自分ごととして考えたとしても難しいです。
「自分で考えてきてください」では、突き放されたように感じる人も多いはず。
そしてわからなくてまた元に(服どうしようって悩む日々に)戻っていくのではないでしょうか。
だから、そこから一緒に考えられる講座を作りました。
スタイリストの私と、
コーチング技術で、気持ちを言語化するプロの南部でお届けします。
「過去の装い。」
「今の装い。」
「これからの装いをどうしていきたいか。」
を一緒に考えた後に個別のコンサルをするので、より効果的にこれからのあなたの装いを変えられる内容になっています。
服悩んで色々やってみたけど結局根本解決できない人、
きっとこれなんですよ、これだと思います。
きっと、結局自分のスタイリングに配慮しないといけない点や
何を大事に思っているか、それを理解出来てなくて
そのまま悩みが継続しているのではないでしょうか。
そんな方に届いてほしい講座です。
スタイリストとして、その一瞬を綺麗にするのではなく
服を着て、この先を生きていくその人の人生を輝かせるためには
どうすればいいのか、どうやって解決していくか、を一生懸命考えた内容です。
是非詳細ご覧ください。
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(細かいご相談もお受け出来ますので気になる方はご連絡ください^^)
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