多重債務タヌキの話⑪若年性老害思考
タヌキは老害である。どういうことかというと「思考の柔軟性がない」のである。猪突猛進というか、一種の病気というか、考え方が0か100かなのである。
病的な0としては、タヌキはフォロー数が0である。おそらく、いいねをつけた数も0である。誤った見識や不手際に対して謝罪したことも0である。ここだけ見ても、自分が偉いと思い込んでかたくなに謝らない老人といえる。
しかも、それが大きく間違えている考えに対しても、周りがフォローしてくれようと、絶対に修正が効かずに自分の先入観フィルターを通して考えてしまうから人生がうまくいかない。
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私がタヌキを追いかけだしたころにはタヌキはもう競艇をしていなかったが、競艇で勝てない原因を「西川の八百長があるからなぁ」と嘆いていた。
確かに西川の八百長はあった。あったが、タヌキが西川のレースを買った割合は1%もないはず。だから関係ない。いや、もしかしたらタヌキは
「西川以外のやつも八百長してるッ!」
と言いたいのかもしれないが、毎レース八百長されてそれを見抜けないならそこまでのレベルでしか見れていないし、西川が着外にわざと負ける八百長に気づいたならそれを利用すればいいだけの話。
パチンコに関しても「遠隔がある」と言っていた。あと何回転で当たるかは分かるのに、顔認証システムの遠隔で操作されて負けるのだと。
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※ちなみにあと何回転で当たる、当たりやすいゾーン、遠隔などというのはパチンコにはありません。
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これに関しても、それが分かったなら知り合いなり雇った人なり打ち子なりに代わって打たせればいいだけの話。顔認証を騙せる。でもそれをやらない、やれないから負け組である。
これも西川の件と同じで、本当に遠隔があるというなら遠隔を知らないプレイヤーより有利に立ち回れるはずだから、勝てないとおかしい。遠隔の気配を感じればやめればいいだけ。店移動すればいいだけ。
ちなみにタヌキはパチンコ歴20年以上らしいが、20年以上も前は防犯カメラの映像すら解像度が悪かったのに、正確に顔認証して、当たりを制御するシステムがあること自体すごいし、そもそも昔は手打ち式、羽根物なんかが多くて制御できるようなデジタルパチンコなんてなかった。当たりゾーンに入れば当たりだったから。
顔認証システムや遠隔機器導入の費用をかけなくてもやっていけるのに、バレたら営業停止リスクがあったり、客からの不信感の募る遠隔機器を費用と手間をかけて設置する意味はどこにあるんでしょうか。
普通の人なら、十数年もギャンブルで負け続けて滞納にまで追い詰められたら
「俺には才能がなかったんだ」
とでも思うのでしょうが、察しの通り
「タヌキは天才なんだッ!」
「おまいらとは違うッ!」
↑すごい病的なフィルター
と老害思考とバカ丸出し。
園児や幼児はアドバイスに対して「分かった」とすぐに納得するのですが、老人は「分かった」となかなか言いません。
「自己破産したら?」
「FXはギャンブルだよ」
「税金をまず払おう」
「正社員を見下すからいじめられるんだよ」
こういった数々の全うなリプに対して
「そうですね、分かりました」
という返事も
「0」
なのである。
あるのは虚しい100の自信だけ。。。