出戻りの人を歓迎しています!その本音とは?
先日、かつて働いてくれていた仲間が復帰しました。
退社の時に2年後に戻ってくる(かも?)と北海道に旅立っていき、きっちり2年での復帰です。
直営の店舗でも、以前活躍していた3名がパート・アルバイトとして手伝ってくれています。
それぞれ、1年ぶり・3年ぶり・6年ぶりに一緒に働くことができてとてもうれしく思います。
復帰してくれるのは本当にうれしい!ありがたい!につきます。
自社ではは出戻り大歓迎!、縁故も大歓迎!として、社員紹介特典制度を設けました。
この制度自体は他の企業から驚かれますが、出戻りを歓迎する企業は珍しくありません。
求人サービス大手エン・ジャパンの調査によると「出戻り社員を再雇用したことがある」と回答した企業は72%だそうで、年々増えています。
さらに、出戻り社員に対する職場の反応は「良好」と回答した企業が80%以上。
具体的には
会社としては、即戦力を採用できることが最大のメリットです。
しかし、そんなことより、いつも思うのは、仲間に帰ってきてもらいたいと思ってもらえることがすばらしいということです。
復帰してくれたみんなは、自社の社員が直接声をかけて復帰を誘ってくれたのですが、これって本当にすごいことですよね。
以前の働き方、またはやめ方によっては良いと思わない人も正直いると思います。
職場の仲間として毎日何時間も一緒だったわけですから、その人の素(す)をみんながわかっています。
とはいえ、復帰を歓迎してくれる仲間がいるというのは過去の自分のやってきたことの証です。
そして、「ぜひ戻ってきてくれないか」「また一緒に働いてほしい」と言ってもらえることも非常にうれしいですよね。
私自身は出戻り経験はありませんが、前職の時の仲間とも時々会います。年をとってくると、若い頃の同期や同僚と会うことが本当に楽しいものです。
本音で話せる仲間の存在は人生の宝ではないでしょうか。
スタッフにとっての出戻りメリットの一つは、職場の雰囲気や仕事内容がわかっているためミスマッチが少ないことです。
会社のことや方針がわかっているし、一緒に働いていたメンバーがいることで人間関係も構築しやすく、「職場になじまなくては!」というストレスも少ないのではないでしょうか。
その分、スキルを上げることなどの自分の成長に意識を向けることもできます。
しかし、またあの会社で働きたいなと思ってもお互いの思いが合致しなかったり、会社の制度ができていないこともあるでしょう。
何より、退社や休業した時に、「いつでも復帰してくれ」「ぜひ帰ってきてくれ!」と言ってもらえる自分でいることも大切なのではないかと思います。
以前の職場に戻るということに対して、ネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれません。
でも、会社としても戻る側としてもメリットが大きいのです。
これからも、自社の良さを再認識し、戻って再挑戦してくれる人がいるといいなと思っています。
そして、戻りやすい環境づくりにも力を入れる必要があるのだと感じます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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