老人の言葉に涙が止まらない...仕事の本質を問う物語/仕事は楽しいかね?
『仕事は楽しいかね?』を読みました。
本書「仕事は楽しいかね?」は、現状に疑問を抱きながらも日々仕事に追われるサラリーマンと、高名な実業家との対話形式で綴られるお話です。ある日、主人公は空港で大雪に見舞われて足止めを食らってしまいます。そこで出会ったのが老人です。主人公は、仕事への鬱屈した感情を老人にぶつけますが、老人はそれを受け止め、独特の視点で主人公の仕事観を揺さぶります。
本書を読み進めていくと、私たちが無意識のうちに抱えている仕事への固定観念が次々と覆されていく感