決断する上で大事だったこと。
2023年
個人名義のライブ出演を3回した1年だった。
呼んでいただける機会をいただき
前身部隊としてやっていたインストユニットJassyの続編という位置付けて
自分自身がインストゥルメンタルミュージックに向き合う中で表現とは何なのかを考えて活動を行ってきた中で感じたことは
「楽器が歌う」という事だった。これに尽きる。
この言葉は
2016年頃、B’zの松本孝弘さんが言った言葉だった。
「楽器が歌う」を自分なりに解釈して「楽器が詠う」という言葉に変換して自分を表現することだったと思っている。
その中でオリジナル曲をやる事カバー曲をやる事というジャンル分けをせず
全て自分の中から出る音として楽器に詠ってもらった。
活動の中で
とても貴重な1年だったと思うのが
シンガーソングライターさんや弾き語りの方々に紛れてエレキギターで音を表現する事で
色んな事にインスパイアされたし
新たな発見がたくさんあった。
本来の自分自身の活動は
ほぼ裏方。サポートミュージシャン、レコーディングのサポートやディレクション、企画運営に近いもの。音楽活動をやっていく上でありとあらゆる経験をさせてもらってきた。
その中で
ユニットから離れソロになり
ギタリストとして表現していく中でずっと疑問に思っていることがあった。
ソロ活動の需要という事
これだけ音楽がありふれている世の中で
自分にしかできないことは何なのだろうか?
それは見つかるのだろうか?
を念頭にずっと考えていた。
結果的には
見つからなかった。
それが今回の個人名義活動休止に繋がったということでもあり
もっと違う形で音楽に携わろうと思う
決断する上で大事なことだった。
まだまだやりたい事も一緒に演奏もしたい人も沢山いる中で
2023年は3人のシンガーソングライターから縁をもらい、大事な仲間やたくさんの仲間に出会うことができた。
感謝しかない。
今のところ個人名義という所は何も考えられず
最初は制作とか忙しくなるから〜という理由で3ヶ月くらい休めればと思っていたが
これは暫く復活することはなさそう。
年単位でもいいと思ってて
それ以外の事をもっと大事に見ていこうと思った。
どうしたって自分の中で存在理由を確かめてしまいがちになってしまうけど
少し休まないと。
関わっていただいた方々に深く感謝を。
本当にありがとうございました。