職業選択の自由と不自由
皆さんこんにちは~。暑くてなかなかやる気が出ないようちゃんです。本当に暑くなりましたね。パチンコでは激熱がなかなか出ないのに‥‥
さて、今回の話は私がいた盲学校での話になります。では、ルービックキューブを回しながらどうぞ~
私が行っている盲学校は幼稚部から小学部、中学部、高等部(普通科、音楽科)、高等部専攻科(鍼灸手技療法科、理学療法科、音楽科)などがありました。私はその中で高等部専攻科の鍼灸手技療法科、理学療法科両方を卒業しました。
盲学校に来る方はさまざまで、高校卒業してから専攻科に入る方がほとんどの一方で、大人になって急に病気やけがなどでロービジョンになった方もいらっしゃっていました。
基本的に視覚障害がある方の就職する職業として真っ先に挙げられるのが、
「鍼、灸、あん摩指圧マッサージ師」
です。これらに付随する職業として、この科の学校の先生も挙げられます。
そのほかの職業としては「音楽家」、「電話のオペレーター」などがほとんどでした。
ようちゃんは生まれたころから鍼灸師になりたかったので、特に学校自体は苦ではありませんでしたが、中には職業の選択肢として選びたくないけど仕方なく来られていた方も。
特に途中で視覚障害になられた方はそういう方が多かったです。
そのため、授業などでもモチベーションが上がらず、途中で辞められる方も何人かいらっしゃいました。逆にその仕事の面白さを発見し、最初は仕方なしだったのがいつしかはまっていった方もいらっしゃいました。人生何があるかわからないですね(´・∀・`)ニヤ
今でこそ、パソコンなどを使用して事務作業などがロービジョンの方や全盲の方でもできるようになっており、いろいろな職業の選択の幅が広がりました。それでも「視覚障害」がある方の一般企業の雇用率はほかの障害に比べてかなり低い水準となっています。
なぜ、低いかというと、
「仕事しているイメージが付かない」
からだと思います。
例えば、車いすの方を職場に迎える際、どういったことに気を付けていけばいいですか?ってお聞きすると、結構的確な答えが返ってくることが多いです。それは道端でお見掛けしたり、何となくイメージが付いているから想像できるんですが、
視覚障害の方が仕事します。さてどうしますか?
会社まではどうやって行くのか?トイレまでどうやって行くのか?用意しなければならないものは?パソコンは使えるのか?資料は読めるのか?連絡方法は?
なかなかイメージが付かないと思います。これは別に悪いことではなく、お互いに情報をやり取りしていないからわからないままなことが多いのです。
実際、企業側の雇用の方と実際の視覚障害の方が話し合いをすると、思った以上にできることが多いことがわかると思います(もちろん、個人のスキルに違いがありますが。)
是非、雇用関係の皆さん、ちょっと「視覚障害」についても興味を持っていただけると幸いです。ようちゃん、視覚障碍者の雇用を考える会「あうわ」のお手伝いをさせていただいております。
このnoteも視覚障害について理解してもらいたくて始めています。自分以外の視覚障害の方もnoteをされていますので、面白い話がいっぱい聞けると思います(`・ω・´)ゞ