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私と鍼灸師と父のおなか

皆さんこんにちは。カレー大好きようちゃんです。コロナが落ち着いたら一度金沢カレーを食べにきませんか~♪私的には「てきさす」のカレーが一番大好きです(`・ω・´)ゞ

今回のテーマは「鍼灸師」です。では、はらきってどうぞ!!

私の父は「鍼灸師」である。細かく言うと「はり師・灸師・あん摩指圧マッサージ師」である。母は「あん摩指圧マッサージ師」だ。両親は石川県金沢市のとある町で鍼灸院として開業している。というか、実家で開業している。

私は小さいころから父の背中を見て育った・・・・っていうのは改めて言うと恥ずかしいので、おなかを見て育ったことにしよう。

小さいころは治療室をうろうろとしており、父の手元を見て育った。小学生くらいになるとねちがいや腹痛などでよく鍼をうたれるようになった。仮病で学校を休もうと父に「風邪ひいたみたい」とのべると、

父「よっしゃ、こっち来い。鍼うってやるから」

父「よし、これで大丈夫や。学校行ってこい」

その時は実家が鍼灸院をやっているが心底嫌になった

そもそも、小学生くらいで実家が商売をやっていて喜ばれるのはおもちゃ屋さんか駄菓子屋さんかパン屋さんや本屋さんくらいのものである。

パン屋の息子「家に遊びにきたらパン食べられるよ~」

そりゃ、大人気だ!!あたりまえである。

鍼灸師の息子「家に遊びにきたらハリうたれるよ~」

いや、だれもこんやろ。こんなん。

まぁ、あまり自慢できない実家の仕事であったが、それでも父のおなかを見て育ったため、なんやかんやで小学生の時の将来の夢は

「鍼灸師」であった。

クラスのみんなの目の前で発表したら、みんなきょとんとしていた(笑)
ついでに先生もきょとんとしていた。いや、先生はあかんやろ。

中学生時代は見様見真似で施術ごっこをしていた。手を合わせてて首をひねって小指部分を当てて音を出す「合掌打」などはかなり練習していた。また、部活の先生の腰などをマッサージしていたこともあった。結構評判がよかった。

高校時代も部活の先生相手にマッサージしたり、友人たちの体の痛みなどの相談にのったりもしていた。なんやかんや、マッサージに興味を持っていた。乳の、いや漢字間違えた。父のマッサージを見ていたからだ。

※ちなみに、うちの鍼灸院の看板には「乳房マッサージ」というのが書いてある。どうでもいいけど。めっちゃどうでもいいけど。

鍼灸の専門学校のパンフレットも取り寄せ、実際に通っているOBに話を聞いて、いざというときに悲劇が起きてしまった。

そう、頭をぶつけてしまい、視野の欠損と視力の低下が起きてしまった。父はふざけたことを言ってはいたが、内心かなり私のことを心配していた。

まぁ、当たり前であるが、父も中途失明をしているから息子もそうなってしまうのではないかとかなり心配をさせてしまった。

結局、専門学校へ行くこと自体がダメになってしまい、しかし、結果として新たな選択肢として「盲学校」の理療科(鍼灸科)にかわった。

結局、同じ免許が取れるということで結果オーライであった。うん、ついてる私。おっ〇いはついていないけど。

そして、盲学校を卒業後、私はかねてから夢見ていた





「理学療法士」になった。






あれ?

結論:鍼灸師だけじゃ食っていけんぞ(by父)


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ようちゃん(たなよう)
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