うすいさんの社会復帰2
皆さんこんにちは~。ようちゃんです。前回いきなり始まった「うすい」さん物語。今回はどのような話になるのかしら。無事に社会復帰できるのかしら。では、まったりどうぞ~♪
~こーべ目中央職業訓練校~
職員「いらっしゃいませ。いかがされましたか?」
うすい「ここで就職に必要なことを勉強できると聞いたのだが。」
職員「そうですね。しかし、内容はかなり厳しいですよ。徹底的に教え込みますので、ついてこれますかね。」
うすい「のぞむところだ。これでも以前はかなり強かった方だ。」
職員「わかりました。では、”暗殺者育成コース上級編”ですね。では手付きの方を…。点字は使えますか?」
うすい「まだ、慣れていないがなんとかな。」
ーーーーーーーーー1年後ーーーーーーーーー
職員「さすがうすいさんですね。あっという間に技術を習得されてしまいましたね。」
うすい「いや、職員殿の教えがあってこそ。このような訓練所があるからこそ、職域が広がるものというもの。もっと増えてほしいものだな。」
職員「ありがとうございます。」
うすい「では、これにて。」
さて、無事に技術を得たからには、とりあえず、就職活動だな。目が見えない分、
「何ができるのか」
「何ができないのか」
「どのような手伝いが必要としているのか」
「どのような環境が必要なのか」
等をしっかりと話しながら「相手にイメージを持ってもらう」ことから始めていこうではないか。まずは自分ができること、できないことをまとめてみようかの。
・琉球王家秘伝の武術がつかえます
・耳が異常にいいです
・暗殺できます
・最初に物の配置、トイレの場所などを教えてもらう必要があります
・書類は読んでいただくひつようがあります
・点字が使えます
このようなところかの。いかにアピールするかが大事だが、相手の必要とする人材であることも大事だ。また、働くところに過度に負担も書けるのも厳禁だ。
ーーーーーーーししお貿易会社--------
ほうじ「あなたが紹介があった人ですか。うすいさんでしったけ?」
うすい「さよう、力あるものを集めているとお聞きした。ぜひ、わしを雇ってもらえないかと思った次第。」
ほうじ「失礼ですが、うちの代表と因縁がある様子ですが・・・」
うすい「そうだ。しかし、今はそれよりも安定した収入が欲しいのだ。このままでは生活もままならん」
ほうじ「わかりました。私たちも力あるものが欲しかったのです。あなたなら実力は問題ありません。ただし、視覚に障害をある方を雇ったことがないので、どのように対応したらいいのですかね。」
うすい「うむ、ありがたい。ではまずは会社までの通勤路の確認を行いたい。そして、会社内の設備の位置の確認、道具などの場所もだ。」
うすい「また、マニュアル等があれば口頭などで教えてもらえれば自分で点字に直す。逆になにか聞きたいことがあれば常時聞いてくれて構わない。」
ほうじ「わかりました。問題が出ればそのたびにおたがい話し合って情報をすり合わせていきましょう。これからよろしくお願いしますよ。」
さて、就職場所は決まった。案外何とかなるもんだな。とりあえずの仕事は「敵対勢力の残党の処理」だ。これはもともと私の実力からしたら大した仕事ではないが、何事も積み上げが肝心だ。しっかりこなすとしよう。
さて、無事に就職先ががきまった「うすい」さん。よかった、よかった。この話、もう少し続きます。飽きた?いや、もう少しお付き合い下さい(笑)
結論:就職にはお互いの理解が大事(byようちゃん)
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