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健康とバイク ④

バイクのトレーニングには、早朝が一番適しています。僕は朝なかなか起きられない方なのですが、早朝トレーニングに出たいという一心で早起きをすることができています。

言うまでもなく、早起きは身体にとっても大変良い習慣です。

今回は早起きを習慣化するための、バイクの早朝トレーニングについてです。

まず時間帯としては、夜明け前ごろに家を出発するぐらいがいいでしょう。ですが夜明けの時間は季節により4:30〜6:30ぐらいまでの範囲で変動します。ですので、だいたい5:00前後を目安にすると良いと思います。

都市部ではなかなか難しいかも知れませんが、30分程度で一周できるようなコース設定が理想的です。

できれば低速コーナーから、高速コーナーまでバリエーションに富んでいるコースが見つかると最高ですね。

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《Googleマップより Sからスタートして白線部分は山道、黄色は自動車専用道》


また、せっかく夜明けと重なる時間帯なので、できれば素敵な景色が見られるポイントがコースに組み込まれてると精神的にも癒されます。

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5月


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7月


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1月

これらの写真は、すべて同じ場所から撮影したものです。夜明けというのは季節ごとに違った表情を見せてくれるので、飽きることがありません。


早朝の時間帯がトレーニングにおすすめなのは、人や対向車などが少ないからです。

とはいえ、ランニングやウォーキングをしている方、犬の散歩、道端の掃除をしているおばあちゃん、農作業をされてる方などもおられるので、迷惑がかからないよう充分に注意して走行しなければなりません。

バイクは基本的に道の左端“キープレフト”で走行することが多いと思います。

そこで特に気をつけないといけないのが自転車です。同じ二輪車であることもあって走行ラインが重なりやすいからです。

最近はロードバイクで山間部を走られてるのも良く見かけますが、危ないのはトンネルです。自転車の後ろ側にしっかりした灯火が付いている場合はまだマシですが、バイクからは見にくく、走行ラインもほぼ同じため接触の危険性が高まります。

安全を高めるというのがトレーニングの目的です。他の交通には細心の注意を払った上で、早朝の清々しい風を感じながら練習に励んでください。



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奥本雅史@二輪ライディングアドバイザー
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