笑うバロック展(565) 馬脚を現す、ような

ビオンディの「四季」が発売された当時「イ・ムジチが古楽奏者に取り上げられた本場のビバルディを取り返したみたい」といった人がいましたっけ。

ビオンディの還暦記念のバッハらしい。2020年にグラナダの音楽祭で収録されたよう。発売されるCDは2020年6月録音と。この動画との関連は不明です。動画のコメント欄には「アマチュア」とか「フィドルだ」とか。確かに端正さがない、とは思いました。わたしも動画をていねいに見続けることがちょっと厳しく感じられました。くるしい演奏に見えました。どうしても要求される選曲なのでしょうが。

「バッハを笑う」タグ付けしたのですが、こうした動画を残させてしまうバッハは、ある意味罪深い作曲家です。演奏者の責任もあるとは思いますが、「平家に非ずば」的ではないかしら。

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CDは、「壊れた魂」の著者がエッセイを寄せているらしい。

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